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「アルメニア女性殺傷事件は単なる強盗らしい」ファティフ区長

2013年01月31日 | 国内
1月31日 昨年末からイスタンブールのサマティヤ地区で、3人のアルメニア系の年配女性の殺傷事件があり、アルメニア人コミュニティでは、これは人種差別者による事件ではないかとして、1月27日には抗議デモが行なわれました。

 HUrriyet
アルメニア系住民の多いイスタンブールのサマティヤ地区


イスタンブール・ファティフのムスタファ・デミル区長は「事件は目下、調査中だが、アルメニア系でない女性も被害にあっていることからも、これらの事件は人種差別ではなく単なる物取りではないかと思う」と言っています。

襲われた女性たちはジュエリーを盗まれ、殺されたマリツア・キュチュクさんの家も荒らされていました。キュチュクさんは7回も喉を刺され、トゥルファンダ・アシュクさん(87)は片目を失いました。

「調査が終わるまでは軽々に言えないが、襲撃者は挑発にのったのかもしれない」とデミル区長。この問題について、区長は聖ケヴォルク・アルメニア教会財団とも話し合っているそうです。

・・・お年寄り女性ばかりを標的にした卑劣な強盗、腹が立ちますね。人種差別者より変質者じゃないの、と言いたくなります。


「シリア難民に10日以内の労働許可を」と家族・社会生活相

内戦を逃れてシリアからトルコに逃げ込んだ難民は15万~20万人。寒冷地のキャンプでは寒さや降雪で苦労している難民も少なくないようです。
このほど、ファトゥマ・シャーヒン家族・社会生活相が「キャンプで暮らすシリア難民に10日以内の労働許可を与える」と語りました。

 Hurriyet
ディヤルバクルから5キロの難民キャンプ。物資不足と寒さと降雪に苦しんでいます。1月9日撮影。


「ガジアンテップの第5工業地帯では熟練工を必要としています。シリアから来た私たちの兄弟の中には熟練工もいるはずです。働いてもらえば、彼らの居住許可の問題も解決します。先週、首相が労働相にこの問題を指示しました」とシャーヒン大臣。
パスポート所持のシリア難民に、10日間以内の就業許可が出ることになりそうです。

・・・アサドは最近、国外に逃げた難民たちに帰ってくるよう呼びかけたそうですが、だれも好んで逃げ出したわけではありません。最近のアサド大統領、なにを考えているかわかりませんね。
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