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トルコのトピックス

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エルドアン大統領、イタリアのG20サミットに出席

2021年10月30日 | 国際
10月30日 国際組織を代表する世界20か国のリーダーが集まるG20サミットが、10月30日、ローマで始まりました。

 Hurriyet

ローマのラ・ヌヴォラ会議場で、G20の今期議長国イタリアが組織したサミットは、イタリアのマリオ・ドラギ首相が開会を宣言しました。ドラギ首相はエルドアン大統領らゲストを歓迎しました。撮影式中、エルドアン大統領は、何人かのリーダーたちと短い会話を交わしました。

リーダーたちの中には、アメリカのジョー・バイデン大統領、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、イギリスのボリス・ジョンソン首相、インドのナレンドラ・モディ首相、国連のアントニオ・グテーレス事務総長の姿もありました。

トルコのエルドアン大統領とエミネ夫人には、メヴリュト・チャウシュオール外相、リュトフィ・エルヴァン財務相、ファフレッティン・アルトゥン報道官、イブラヒム・カルン大統領府報道官も同行しました。このサミットは、コロナ・パンデミックが始まってから初めて、対面で行われました。

サミットの初日、リーダーたちは世界経済と世界保健のセッションに参加しました。ローマでは5300人の警備員が配備され、広範な警備対策がとられました。サミットが開催されるEURエリアの重要な部分は通行止めになりました。

20か国のリーダーたちは、10月30日31日、コロナ・パンデミックについて論じ、確固とした経済復活を促進し、気候変動に対して世界的協力を盛り上げるために話し合うでしょう。会議ではまた、移民危機その他、地政学的問題も話し合われると思われます。

トルコ、アメリカ、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダ、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、中国、インドネシア、インド、ロシア、メキシコ、韓国、南アフリカ、サウジアラビア、EU諸国のG20加盟国のほか、アゼルバイジャン、コンゴ、ルワンダ、フィリピン、ニュージーランド、オランダ、シンガポールの代表も招かれました。

2011年以来、8585人のテロリストがトルコから追放された

トルコは国内外の安全確保のために、2011年以来、102か国からの8585人のテロリストを追放したと、10月30日、内務省が発表しました。

 
 Hurriyet

テロリストはISILやPYD/PKKなどのテロ・グループに入るために、故国を去っていると、内務省は声明で言っています。この10年間で、アメリカ国籍者44人、EU加盟国国籍者1075人が追放されています。

トルコのテロとの戦いによって、2019年にはEU12か国からの126人のテロリストが追放され、昨年はEU8か国からのテロリスト95人が追放されました。今年の1月から10月までには、EU8か国からの61人のテロリストが追放されました。

最近の3年間で、故国に追放された人々は、主としてフランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、フィンランド、スエーデン、ルーマニア、イギリス国籍だったと、声明は付言しています。2013年、トルコは、ISILを最初にテロ・グループと宣言した国の一国になりました。

ISILのテロリストは、少なくとも10件の自爆テロ、7件の爆発、4件の武力攻撃などで、たびたびトルコを攻撃し、345人を殺し、何百人もを傷つけています。トルコはこれ以上の攻撃を阻止するために、軍隊と警察による作戦を開始しました。

PKKはトルコに対する35年余のテロ攻撃で、女性、子供,嬰児を含む少なくとも4万人を殺害しています。PKKはトルコ、アメリカ、EUによって、テロ組織と認定されています。


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トルコ大統領、サミット出席のためイタリアとイギリスへ

2021年10月30日 | 国際
10月30日 エルドアン大統領が、G20サミットとCOP26気候サミット出席のため、イタリアとイギリスへ行くと、10月28日、トルコ通信局が言いました。

  
 Hurriyet

G20サミットでは、世界のリーダーたちが、コロナ蔓延の中での経済の回復や、世界的経済開発、保健、気候変動、環境、持続可能な開発、難民危機などの問題と、これら問題に対してG20ができる役割について討議すると思われます。

その後、エルドアン大統領はイギリスのグラスゴウへ飛び、COP26として知られる「気候変動に関する国際連合枠組条約」の第26回会議に出席します。エルドアン大統領は会議の初日にスピーチし、サミットで世界のリーダーたちと話し合うでしょう。

アメリカのジェイク・サリヴァン国家安全保障問題担当大統領補佐官は、木曜、バイデン大統領とエルドアン大統領のグラスゴウでの会談を期待すると言いましたが、確定はしていません。「私はバイデン大統領とトルコの大統領が会談することを期待している。確定はされていないが、期待できると思う」とサリヴァン補佐官はエア・フォース・ワン(大統領機)内で記者団に言いました。


ギリシア神話の神々の頭部がアイザノイ遺跡で出土した

アイザノイの遺跡を発掘している考古学者によると、ギリシア神話の神々の彫像の頭部が、トルコ西部の古代都市アイザノイで出土しました。

Hurriyet
出土した酒神ディオニソスの頭部


発掘隊長で、ドゥンルプナル大学の考古学者ギョクハン・ジョシュクン氏は、愛の女神アフロディテとワインの神ディオニソスの頭部が発見されたと言っています。ジョシュクン氏によると、彫像のからだはすでに発見されていて、頭部は最近、水路の底を発掘して見つかったということです。

Hurriyet
愛の女神アフロディテの頭部も発見された


「古代ギリシアの文化が、ローマ時代も失われず、長い間、存在していたのですから、これは私たちにとって重要な発見です。この彫像は、この地方に、彫像崇拝の習慣があったことを暗示しています」とジョシュクン氏は言いました。

 Hurriyet
アイザノイ遺跡の発掘を指揮するジョシュクン氏


トルコには多くのギリシア・ローマ時代の居住地が残っています。5000年の歴史を持つアイザノイは、キュタイヤ市の中心から50キロに位置します。アイザノイは2021年、ユネスコの世界遺産の暫定リストに入りました。


・・・私も、昔、キュタイヤからバスとタクシーを使って、この遺跡見に行きましたよ。

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