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美食観光フェスティバルが西トルコで始まった

2021年10月17日 | 国内
10月17日 郷土の美味を披露する「第3回アフィヨン=美食観光フェスティバル」が10月15日、トルコ西部のアフィヨンカラヒサル県で始まりました。

 Hurriyet

アフィヨンカラヒサルは多くの文明の故郷であり、美食観光に大きな可能性を秘めています。アフィヨンカラヒサルは2019年、ユネスコの「創造的都市ネットワーク」に入ることができました。

コンサートとともに始まった4日間のフェスティバルでは、料理のショウやコンテスト、アフィヨン博物館の地理表示見学、写真展、伝統料理教室など、さまざまな活動が行われました。フェスティバルを主宰したのは、地元行政、トルコ料理人連合、アフィヨンカラヒサル・プロ料理人協会です。

開会式には、メフメト・ゼイベク市長も出席し、アフィヨンカラヒサルは2019年10月31日、美食都市と宣言されたと語りました。

「アフィヨンにはほぼ600種の郷土の美味があります。その中の30種は地理表示(GI)に認定され、35種は認定を待っています」とゼイベク市長は言いました。「私たちはアフィヨンカラヒサルがトルコ最多の美味認定数を持つ県になることをめざしています」


「人種差別とイスラモフォビアは欧州のトルコ人の大問題」大統領

人種差別、イスラモフォビア(イスラム嫌い)、外国人排斥がヨーロッパのトルコ人社会にとって大問題になっていると、エルドアン大統領が10月16日、言いました。

 Hurriyet
ボスフォラス海峡の眺めを楽しむエルドアン大統領とメルケル首相


イスタンブルで行われた、ドイツのアンゲラ・メルケル首相との共同記者会見で、エルドアン大統領は「ドイツのトルコ人社会は、両国共通の財産であり、両国の関係の重要な社会的側面でもある」と語りました。

エルドアン大統領はメルケル首相に、退任後も両国間の友情に貢献しつづけていただきたいと言いました。メルケル首相は、不法移民に関する、EUのトルコへの支援はつづくだろうと言いました。「われわれは人間運搬業を止めさせたい。この点からも、EUはトルコを支援することが必要です」

メルケル首相はまた、トルコとドイツは常に共通の利益を得ていると強調し、次の政府もそれを知るだろうと付言しました。エルドアン大統領とメルケル首相との会談は、フベル館で1時間行われ、その後、記者会見になりました。

2人はとくに両国関係に関する問題を話し合ったと、エルドアン大統領は言いました。メルケル首相は16年間、首相の座にありました。今後は活発な政治活動から離れる準備をしていますが、新たな政府が結成されるまでは現職にあるそうです。

メルケル首相のキリスト教民主党は、先月下旬、総選挙で僅差で敗北しました。


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