トルコのトピックス

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トルコはスエズ運河閉鎖の解決に助力する

2021年03月26日 | 国際
3月27日 必要なら、トルコは、エジプトのスエズ運河閉鎖の解決に手を貸す用意があると、トルコの運輸インフラ相が、3月26日、言いました。

Hurriyet

「われわれは要請があれば、援助を送る」とアディル・カライスマイルオール運輸相はNTVニュースに語りました。「わが国の緊急対応船ネオ・ハトゥン号は、このような大きな仕事ができる世界でも数少ない船のひとつである」と、運輸相は力説しました。

パナマ船籍の巨大なコンテナ貨物船エヴァグリーン号は、火曜朝、運河を通過中に座礁しました。船の救出努力は続いていますが、当局は船を動かすには、何日も、何週間もかかると言っているため、オイルの供給に厳しい支障が起こる恐れもあります。

スエズ運河は世界で最も重要な運河と考えられています。スエズ運河はヨーロッパとアジアの最短のルートであり、エジプトにとっては主要な外貨のソースのひとつです。


コロナ死者総数は30,619人に、感染者総数は3,120,013人に

この24時間でコロナ患者は1,210人増え、確認されたコロナ感染者は28,731人に達し、157人が死亡、死者総数は30,619人になったと、3月25日、保健省が発表しました。

 Hurriyet

インフォグラフィックによると、トルコの確認された感染者数は3,120,013人に達しました。また、この24時間で、19,186人の患者が回復したと、保健省は言いました。回復した感染者総数は、2,900,829人になりました。

保健省は、前日、222,753人のテストが行われ、テスト総回数は37,212,928回になったと言いました。保健省はまた、コロナ患者の肺炎発生率は4.2%であり、現在の重症患者数は1,790人だと付言しました。


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中国外相がトルコ訪問

2021年03月26日 | 国際
3月26日 トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相と中国の王毅外相が、3月24日、トルコの首都アンカラで会談しました。

 HUrriyet
中国の王毅外相(左)とトルコのエルドアン大統領


両外相の1対1の会談後、チャウシュオール外相は「中国の習近平総書記もトルコを訪れて欲しい。両国は戦略的パートナーとして関係を結びたい」と語りました。「両外相の総合的な協議会談は今後も行われるだろう」

その後、両大臣は代表間会議を行いました。チャウシュオール外相と王毅外相は、コロナ・ワクチン問題でのトルコ=中国の協力を示す写真展を訪れました。王毅外相は、その後、エルドアン大統領とも会談しました。王毅外相の訪土は3月23~25日でした。

トルコは1月14日、集団ワクチン接種を初め、それ以来、1400万回のワクチン接種を行いました。800万人の人が中国のワクチン「コロナヴァク」の接種を受け、560万人が2回目の接種を受けました。


トルコの大都市に思いがけぬ雪


春の雨と強風の1週間の後、3月だというのに、トルコ大都市が思いがけぬ雪に見舞われました。トルコの古い伝承のように、悪天候は子羊のようにやってきて、ライオンのように去ってゆきました。

 Hurriyet

イスタンブルと首都アンカラは、3月24日、大雪と猛吹雪に見舞われ、一部地域では交通がマヒし、地方では道路が封鎖されました。

雪は最初、イスタンブルの西部を蔽い、その後、アジア側の高地を含む東部・中央部を蔽いました。イスタンブル・ヨーロッパ側高地バシャクシェヒルとベイリクデュジュでは、朝のラッシュ時に、降雪のため、交通機関が短時間、休止されました。

車が凍った道路上で滑り、交通事故も何件か起こりましたが、負傷者はありませんでした。天気予報はアンカラに雪かみぞれが降り、マルマラ地方からエーゲ海地方まで、週末まで悪天候が続くだろうと言っています。

農林省が野生動物の不法狩猟の罰金を増額した


農林省の付属機関、自然保護・国立公園総局(DKMP)が、野生動物の不法狩猟に対する罰金の増額を発表しました。

 Hurriyet

DKMPの発表によると、最高額の罰金は野生の羊の不法狩猟で、26万7000リラ(3万3600ドル)、最少額の罰金はコウノトリやスワンを殺した場合で、4700リラ(592ドル)。野生のヤギの不法狩猟は6万リラ(7564ドル)の罰金、ヒグマは3万リラ(3782ドル)、タイガー・ウルフは2万6500リラ(3340ドル)、アカシカは3万5000リラ(4412ドル)。

地中海モンク・アザラシは1万6000リラ(2000ドル)、野生の猫は1万3200リラ(1664ドル)、ガゼルは2万5000リラ(3150ドル)等々。


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トルコは140万回分のバイオンテク・ワクチンを受け取った

2021年03月26日 | 国内
3月25日 トルコは2日間で、ドイツ・バイオンテク社が開発したコロナ・ワクチン約140万回分を受け取ったと、保健相が言いました。来週から接種が始まります。

Hurriyet

先週、テスト用のワクチン5800回分が、トルコに届いています。3月24日に70万回分のワクチンがトルコに届き、23日には75万回分を受け取っていると、ファフレッティン・コジャ保健相がツイッターで言いました。

「このワクチンはわが国で初めて使われます。ワクチンは適切な保存条件が整ったセンターで接種されます」とコジャ保健相は言いました。「安全テスト終了後、来週、接種が始まります」

オズレム・テュレジ氏とウーウル・シャヒン氏が2008年に設立したバイオンテク社は、アメリカのパートナー、ファイザー社と共同で、世界初の有効なコロナ・ワクチンの開発に成功しました。テュレジ氏とシャヒン氏の2人は、ドイツに移民したトルコ人の子供たちです。

トルコは4日から、4段階のワクチン接種計画を始めました。トルコはいままでは、中国の製薬会社シノヴァク社が開発したワクチンを使っていました。保健省によると、トルコでは約1430万回分のこのワクチンが接種されました。820万人が1回目の接種を受け、610万人が2度目の接種を受けました。

バイオンテク社のワクチンは、トルコで感染が拡大しているときに届きました。


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