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レストランのオーナーたちは営業時間の延長を要請

2021年03月10日 | 国内
3月10日 レストランやカフェのオーナーたちは、正常化計画の下に政府が営業再開を決定したことを歓迎していますが、営業時間の延長を求めています。

 Hurriyet

レストランとカフェは、コロナ感染拡大を防ぐ対策として、何か月間も閉鎖され、テークアウトとデリバリーのみが許可されていました。この期間、飲食店は大きな経済的損失をこうむり、借金も膨らんでいました。

先週、政府は「管理された正常化」というプランを実施し、「低」リスクと「中度」リスクの県では週末のロックダウンを緩和し、「高」リスクの県では日曜のロックダウンのみになりました。「低」「中度」「高」リスクの県では、レストランやカフェは午前7時から午後7時まで、50%の収容率で営業できることになりました。「非常に高い」リスクの県では、まだ 開店は許可されていません。

しかし、先週末のカフェの混雑ぶりと、対ウイルス・ルールを無視する顧客たちに、専門家たちは不安を感じています。「ルール違反が増えたのは、レストランやカフェの責任ばかりではありません。顧客たちにも責任があります」と、トルコ・レストラン娯楽協会のカヤ・デミエル会長はミリエト紙に語り、営業時間の延長を提案しました。「営業時間を延長すれば、店内の混雑はなくなるかもしれません」

レストランとカフェの営業時間を午後10時までにすれば、週末の混雑は避けられるかもしれないと、デミエル氏は言いました。「この状況はレストランにとって、じゅうぶん満足とは言えませんが、以前よりはましです」と、イスタンブルのあるレストラン協会の会長サイート・カラベールさんは言いました。

「3月6日、約20万人の職員が全国81県の12万店のレストランその他飲食店を査察した」と、3月8日、内務省は言い、3300件の店と個人がルールに違反していたと付言しました。


NATO事務総長がトルコは“極めて重要”と発言した


3月9日、NATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長が、トルコは“極めて重要”と発言し、NATOは見解の相違や不一致を話し合う場だと言いました。

Hurriyet

「われわれは、トルコは極めて重要な同盟国であることを理解する必要があると思う。地図を見るだけで、トルコが極めて重要であることはわかるだろう」と、ストルテンベルグ事務総長は、カリフォルニア・ベースのスタンフォード大学のオンライン・イベントで言いました。

事務総長のこの発言は、トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領との関係に関して、トルコをNATOから追い出すべきではないかという質問に応えたものです。ストルテンベルグ事務総長は、トルコは非常に重要だと言い、トルコはイラクとシリアに地理的に隣接していることや、テログループISILとの戦いはつづいていることに言及しました。

事務総長はNATOの同盟国間に意見の相違があるのは、いまに始まったことではないと言い、「しかし、相違や不一致があっても、少くともNATOは、これら相違や不一致と取り組む同盟国のための場である」と付言しました。東地中海の状況、移民問題、トルコ政府がロシアのS-400対空防衛システムを購入すると決めたことは、トルコとNATO同盟国間の懸念される問題となっていると、ストルテンベルグ事務総長は言いました。

「これはチャレンジであることは認める。しかし、私は、最善の道は、NATOの同盟国であるトルコとオープンに話し合い、NATOを緊張緩和の道を見つけるための場とし、正しい方向への確信ある対処を見出すことだと、私は思っている」と、彼は締めくくりました。


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