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国連のシリア特使がトルコの努力を賞賛した

2021年03月16日 | 国際
3月17日 国連のシリア特使が、3月15日、シリア難民を受け入れているトルコの努力を賞賛しました。

 Hurriyet

オンライン記者会見で、ゲイル・ペデルセン・シリア特使は、シリアの全国的休戦を再度要請し、この1年余、イドリブの状況は比較的落ち着いていると言いました。ペデルセン特使は、シリア難民を受け入れているトルコへの国際的支援に関する質問に答えて、トルコの努力を賞賛しました。

「われわれはみな、難民を受け入れているトルコの重要性を評価し、理解している。国連ファミリーはトルコのしてきたことに感謝を表明している」と特使は言いました。

ペデルセン特使は、今月末、ブリュッセルで、シリアへの人道的援助に関する会議が開かれると言い、そこでトルコへの支援が話し合われるだろうと付言しました。

2011年、シリアのバシャル・アルアサド体制が、親民主主義プロテスターたちを予想外の残酷さで弾圧して以来、シリアは内戦の渦中にあります。国連の調査によると、この10年間、多くの人々が殺害され、1000万人以上の人々が故郷を追われています。


トルコはコロナ対策の引き締めはまだ考えていない

最近、コロナ感染が急増していますが、政府はまだ当分の間、制約つきの対策を再採用することは考えず、状況を監視していくと、エルドアン大統領は言いました。「われわれは現在の“正常化”の実施をつづけ、今後の経過をしっかり監視していくことにした」と、大統領は、3月15日、アンカラで閣僚会議後に国民に語りました。

 Hurriyet

「しかし、皆さんがウイルス対策を守らなかったら、新たに規制や制約が科されることになるでしょう。皆さんは正常化に浮かれて、必要な守るべき注意が守られていないように思います」とエルドアン大統領は言い、人々にもっと注意深く行動するよう要請しました。

ウイルス感染はいくつかの県では急増していいるが、感染の急増にもかかわらず、入院と、集中治療室や挿管治療の患者数は減っていると、大統領は言いました。

政府は2週間前、「管理された正常化」段階を発表しました。この段階によって、「低」と「中度」のリスクの県では、週末のロックダウンが廃止されました。しかし、週日夜の外出禁止は、全国81県でつづいています。さらに、レストランとカフェは、リスクの「非常に高い」県以外は、午前7時から午後7時まで、客の収容率50%で、営業を許可されました。

トルコは2020年末頃、1日の感染者数が3万人に達し、多くの制約的な対策が導入されました。


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「ウイルス感染は5月には減少しはじめるかも」専門家ら

2021年03月16日 | 国内
3月16日 トルコの1日のコロナウイルス感染は、今後の2週間で2万人に達し、5月には減少しはじめるかもしれないと、専門家たちは言っています。

 Hurriyet

“管理された正常化”段階に入ってから、感染が増加しているのは予想外ではないと、専門家らはヒュリエト紙に語りました。「コロナ感染は増加してはいますが、集中治療室にいる人の数、すなわち挿管治療を受けている患者は大きく増加していません」

暖かい季節になると、人々は密閉された屋内より、屋外のオープンな場所で過ごすことが多くなるから、5月には感染状況が改善するかもしれないと、専門家たちは言い、屋外でも、ソシアルディスタンスのルールは守らなければならないと付言しました。専門家たちによれば、ワクチン接種運動が促進されれば、パンデミック状態は夏までに改善されるかもしれないということです。

トルコは1月14日、4段階のワクチン接種プログラムを開始しました。現在までに1100万回分の中国コロナヴァク・ワクチンが接種されました。約800万人が1回目の接種を受け、330万人が2回目の接種を受けました。ワクチンは28日おいて、2回接種されます。

トルコは秋までに5000万人にワクチン接種をすることを目標にしていると、ファフレッティン・コジャ保健相は先週言いました。「5000万人の人々が秋までに接種を受けたら、パンデミックはもう保健危機ではなくなるだろう」と保健相は言っています。


「シリアの平和は欧州のトルコへの支援にかかっている」エ大統領

シリアの平和と安定の再建は、ヨーロッパのトルコへの支援にかかっていると思うと発言しました。


「欧州はシリアの内戦を終わらせるために、トルコを援助するべきだ」と題したブルームバーグのコラムで、エルドアン大統領は、平和的・継続的解決は、シリアの領土保全と政治的統一が尊重されなければ不可能だと、書いています。

「シリア暴動が始まって10年、民主主義と自由と人権を求めたために、殺害され、虐待され、故郷を追われた多くの人々のことを、われわれは忘れてはならない」

シリアの人々の人間的尊厳を無視した計画は、トルコはすべて拒否すると、エルドアン大統領は強調しました。「同時に、われわれは、平和的・継続的解決は、シリアの領土保全と政治的統一の尊重なくして不可能だろうと思う」と大統領は付言しました。


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