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イマームに抗議してコーヒーハウスの前で集団礼拝

2020年06月29日 | 国内
6月29日 北西部サカリヤ県のミュエッジンレルの住民たちが、地元のモスクのイマームに抗議して、夜の集団礼拝をコーヒーハウスの前で行いました。(イマームは信徒を指導する導師です)

 Hurriyet

地元民はイマームの不作法で信者を侮辱する振る舞いを告発し、イマームを替えて欲しいと、県の村長事務所に要請しました。信者を代表して、村の長老サッフェト・カンスさんは、イマームが替わらない限り、信者たちはモスクに行かないと語りました。「私たちは、彼がいなくなるまで、コーヒーハウスの前で礼拝します」

地元民によると、イマームと住民間のトラブルは長くつづいているそうです。「ある日、彼は私に、“朝の礼拝中、あなたはなにをしていたか?”と尋ねました。“お祈りのほかになにをするんでしょうか?”と私は言いましたが、彼の反応は理不尽でした。私は彼が村にいて欲しくありません」とヌハル・アルタイさんは言いました。

村の年寄りのハリル・イブラヒム・ギュルさんも、イマームの行動に不満を訴えました。「金曜礼拝のとき、彼は私の隣の高齢の友人に対して、無作法な振る舞いをしました。私はあんなイマームの後ろで礼拝したくない」

地元民は県の村長事務所が、いまのイマームの退職を決めるのを待っています。


ドライブイン・コンサートがパンデミックの憂鬱を吹き飛ばした

コロナ・パンデミックの中、トルコは正常化に向かっていますが、トルコの娯楽産業も衛生と安全のルールを守りながら、イベントを催しはじめています。

 Hurriyet

6月26日、パンデミックで長いこと娯楽イベントに接しなかったイスタンブルの住民たちは、イエニカプ広場に車を止め、ポップスター、ケナン・ドーウルの最新コンサートを楽しみました。コンサートの2時間前には車が集まってきましたが、ソシアル・ディスタンスのルールに従って駐車させられました。

コンサートの前に、職員が体温チェック、マスクの配布、車の消毒を行いました。コロナ対策が終わると、ケナン・ドーウルがクラシック・カー、1961年モデルのキャデラックで現れ、ステージに上がりました。1400台の車が入る広場の駐車場はほとんど満杯になり、人々はソシアル・ディスタンスと衛生ルールに従って、安全な車内でショウを楽しみました。

ドーウルはデミルオレン・ニュースに、ステイホーム中は歌いたかったと、語りました。「このような時、このような環境で、このような歴史的コンサートができて、またべつの感動を覚えました」

ヒュリエット紙のサワシュ・オズベイ記者も、トルコ初のドライブイン・コンサートに参加し、トルコ音楽業界の“新しい正常”の第1夜の感想をリポートしました。チケットの値段は昨年の同じコンサートの3倍になったと、オズベイ記者は言っています。

7月4日には、「ユーロヴジョン歌謡コンテスト2013」で優勝した有名なポップスター、セルタプ・エレネルも、このコンサート・シリーズ内でコンサートを行います。主催者によると、今後も、歌手レヴェント・ユクセルを初めとするスターたちが出演するコンサートが開かれるということです。


「トルコは1000人中、たった8人が免疫」科学委員会医師

トルコでは1000人のうち8人が免疫になっているが、これは非常に低率だと、保健省科学委員会の医師セチル・オズカン教授は言い、当局が科している対策を守るよう警告しました。

 Hurriyet

「ウイルスに免疫になった人は1000人中、たった8人です。これはとても低率です。私たちがコロナにかかり得ることを意味しています」と、アンカラ・ガジ大学の教授でもあるオズカン医師は言いました。この免疫率は保健 省の抗体検査の結果として出た数字です。

「テストは15万3000人に行う計画です。11万8000人はすでにテストを受けています」と教授は付言しました。「これはまた、3月11日以来、私たちが対策をよく守ってきた結果でもあります」

「“コロナは終わった。もう大丈夫。みんな免疫になった”と言うためには、免疫率は60%にならなければなりません」とオズカン教授は言いました。「当局が科しているルールを厳しく守ることが必要です。ワクチンが発見されるまでは、多くの県でマスクを義務化し、物理的間隔をとるよう勧告します」

オズカン教授はまた、トルコでは高齢者は当局の要請をきちんと守っていると言い、若者たちも同様に行動するよう警告しました。


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