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ウイルスに対する一般の自己満足が懸念される

2020年06月09日 | 国内
6月9日 専門家や保健省職員たちは、一般の人々のコロナに対する認識の変化が、ふたたびコロナ感染者の数を増やすのではないかと懸念しています。

 Hurriyet

専門家と保健職員たちは、5月末のエイド・アルフィトルの休暇後の何週間かは、毎日の感染者数は減るだろうと予測していました。しかし、最近は、1日の感染者数は800人から900人の間を変動しています。政府の正常化への推進に従って、6月1日、規制が緩和されました。

レストラン、カフェ、公園が再開され、旅行規制も解除されました。先週末は、4月中旬以来初めて、15都市で外出禁止が解除されました。しかし、専門家たちは「コロナに関するまちがった考えが人々の間にひろがっている。人々は自己満足しているのだろう」と推測しています。

「人々はウイルスは弱まってきている。気候が暑くなれば、コロナの拡大は阻止される。コロナ発生はまもなく終わるだろうと信じているように見える」と、保健職員と専門家たちはヒュリエット紙に語りました。こうしたまちがった認識のために、人々はソシアル・ディスタンスなど衛生上のルールを守らなくなっています。

それでも政府は正常化へのステップを巻き戻すことは考えず、ルールが守られていることを確認する審査を厳しくすることを計画しています。政府はまた、科学者やメディアと協力して、人々にルールを守るよう促すキャンペーンを始める計画です。

エルドアン大統領は人々に、マスクを着用し、ソシアル・ディスタンスなど衛生上のルールを守るようくり返してきました。「政府は規制を緩和しました。しかし、これはコロナ発生が終わったという意味ではありません。政府は科学委員会の指示に従わなければなりません」と、エルドアン大統領は言いました。

南東部ディヤルバクル県からは、懸念はまだ収まっていないという報告が届いています。ディヤルバクルはコロナ・パンデミックの第2波に直面していると、地元行政は言い、コロナと診断された患者は1週間で300人に跳ね上がったと付言しています。


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