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トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

トルコに29年暮らした日本人のトルコ感

2019年08月25日 | 
8月26日 29年前、ビジネスでトルコを訪れた日本人が、いま、トルコをわが家としてイスタンブルで暮らしています。

 Hurriyet

建築家で、地震の専門家でもある森脇義則さんは、1990年、1年間のプロジェクトのためにトルコに来ました。「それが、いま、29年になってしまった」と森脇さんは言いました。「日本に行くと、1週間でトルコに帰りたくなります。私の友人たちは私を“半分トルコ人”と言っていましたが、いま、友人たちは完全なトルコ人と言います」

「残りの人生もトルコで暮らします。イギリスやドイツによく行きますが、冷たい扱いを受けます。トルコでは人々が友好的で、快く受け入れてくれます」

トルコ料理が大好きで、料理もする森脇さんは、好物はコンヤ名物の肉を詰めたパンと、トルコ語でヤプラク・サルマスという、ブドウの葉でコメを包んだ料理だそうです。彼はまた、家の中で靴を脱ぐことや、ちゃぶ台など、両国が共有する習慣について語りました。

森脇さんは建築現場で働きながら、トルコ人作業員と話して、トルコ語を習得しました。「彼らはよく話しかけてくれた。トルコ人はおしゃべりが大好きだから」


「米土作戦センターは活動準備が整った」アカル国防相

 北東シリアに安全地帯を設置し管理するためのトルコ=アメリカ共同作戦センターは、完全に準備が整った」と、フルシ・アカル国防相が、8月24日、言いました。

 Hurriyet
閲兵するアカル国防相


「安全地帯のための第1段階のフィールド調査は始まった。午後には米土間の最初の共同ヘリ・フライトが行なわれる」と国防相は付言しました。「テロリストの砲床や砦の破壊も始まった」

トルコとアメリカの軍幹部は、8月7日、安全地帯を設置し、帰国を望んでいるシリア人たちの帰国を容易にするための“平和の回廊”をつくることで合意しています。両国はまた、共同作戦センターを設けること、また、トルコの治安の懸念に対処する、必要な安全対策をとることでも合意しています。

アカル国防相はトルコの越境作戦に言及し、この8カ月で654人のテロリストを“無効にした”と言いました。国防相はまた、金曜、シナト・ハフタニン地方で始まった第3次作戦も順調につづいていると言いました。アカル国防相はまた、北西シリア・イドリブのトルコの監視所に言及し、トルコの監視所が攻撃を受ければ、トルコは全力で自衛権を行使すると強調しました。

トルコとロシアは、昨9月、イドリブを、戦闘行為を禁止する安全地帯にすることで合意しています。しかし、シリア体制側とその同盟国は、休戦協定を無視して執拗に安全地帯内に攻撃をかけてきます。安全地帯にはいま、戦争に荒廃したシリア全土から逃れてきた400万人の市民が住んでいます。


トルコ・キプロスが外国エネルギー企業と天然資源について対話

トルコ・キプロス政府はイタリアのENI社と会談し、またアメリカの「ノーブル&エクソン・モバイル」社の代表にプレゼンテーションを行ったと、トルコ・キプロスのクドレト・オゼルサイ副首相兼外相が言いました。

 Hurriyet

ENI社はギリシャ・キプロスと天然資源採掘についての協定を結んでいます。「ノーブル&エクソン・モバイル」社もギリシャ・キプロスに掘削を認可されています。オゼルサイ副首相は、8月22日、これらの会社に、トルコ・キプロスとギリシャ・キプロス間での天然資源の公平なシェアを認めるよう要請していると、外交担当特派員協会員の会合で語りました。

トルコ・キプロスは、イタリアとアメリカの両社およびフランスのトタル社が、キプロス島の両サイドを承認し、島の資源・炭化水素を世界の市場に送るために、天然資源の公平な分配が認められることを期待しています。外国企業はギリシャ・キプロスとの協定に調印し、キプロス沖での掘削を行なっています。

「われわれは、目下、東地中海地方のねじれたバランスを修正しようとしている。このねじれた状態を修正しなかったら、紛争の可能性は大きい」とオゼルサイ副首相は言いました。


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