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メッカ巡礼中のトルコ人28人がなくなった

2019年08月14日 | 国際
8月14日 少なくとも28人のトルコ人が、サウジアラビアへの巡礼中に亡くなったと、8月12日、トルコの宗教庁が記者団に語りました。

 Hurriyet

「メッカ巡礼中、28人のトルコ市民がなくなった」と、トルコ宗教庁のアリ・エルバシュ長官が記者団に語りました。エルバシュ長官は、なくなった人々のために神の慈悲を願い、親族に弔意を述べました。

メッカ巡礼はイスラム信仰の“5つの柱”(五行)のひとつです。巡礼はムスリムにとって、財政が許すなら、生涯に1度は行わなければならない義務です。ムスリムたちはメッカ巡礼によって、預言者ムハムマドの時代に戻れると信じています。

巡礼は毎年、イスラム月の12月の8日から12日に行われます。ムスリムの巡礼は、この5日間、メッカの集中します。彼らはメッカで、カバア神殿の周囲を7回めぐり、アルサファとアルマルワの丘の間を走って7往復し、ザムザムの泉の聖水を飲み、最後にアラファト渓谷に立って、悪魔に石を投げます。イスラム歴は月相をベースにしているので、巡礼の日にちは太陽暦と異なります。

・・・メッカ巡礼では、大勢の人が集中するので、これまでにも人々が将棋倒しになってなくなったりしています。サウジ当局もモニターカメラを配置したりして注意しているようですが、また惨事が起こったのでしょうか。


米土共同作戦センター設立へ準備始まる

シリアに安全地帯を設立するためのアメリカとトルコの共同作戦センターの準備が始まったと、トルコ国防省が発表しました。


Hurriyet

国防省は声明で、アメリカと共同で計画されている北部シリアの安全地帯設立のために、トルコのシャンルウルファに共同作戦センターを設置する準備が始まったと言いました。8月12日、アメリカ・チームのメンバー6人が、作戦センター設立のためにシャンルウルファに到着しました。国防省はセンター設立のための作業はできるだけ早く進めると言っています。

8月7日、トルコとアメリカは、故国へ帰りたがっているシリア人たちの帰国を容易にするための“平和の回廊”として、安全地帯を設立することで合意しました。アメリカとトルコは、そのための共同作戦センターを設けることでも合意しています。この合意に際しては、トルコの安全保障への懸念に対処するための治安対策を講じることも考慮されました。


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