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トルコ外相が日本の最高栄誉賞を受賞した

2019年08月09日 | 国際
8月10日 トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相が、8月8日、トルコ=日本の関係強化に貢献した功績によって、日本の天皇陛下から“旭日大綬章”を授与されました。

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旭日大綬章を受賞したチャウシュオール外相(左)と宮島大使


授賞式には、トルコのフアト・オクタイ副大統領、宮島昭夫・駐トルコ日本大使や、多くの外国の大使たちが出席しました。授賞式のスピーチで、チャウシュオール外相は、日本とトルコはアジアの両端に位置するが、両国の愛情ある結束は非常に強く、長いと語りました。困難なとき、支援しあうことは、両国の心からの調和の表出であると彼は付言しました。

宮島大使はまた、この賞を機に、両国はより接近するだろうと言いました。「トルコと日本は2つの国家、ひとつの心です。チャウシュオール外相は、日本の令和の時代が始まってから、この賞の最初の受賞者になりました」と指摘しました。宮島大使によると、アドナン・メンデレス元首相とファティン・リュシュテュ・ゾルル元外相も、1958年に旭日大綬章を受け、日本からこの賞を受けた最初のトルコ人になりました。


英国の議員団が世界最古の神殿ギョベクリテペを訪れた

イギリスの議員たちが、トルコ南部に残る世界最古の神殿を訪れ、魅惑され、畏敬の念に打たれました。イギリスの保守政党の議員4人は、世界中でトルコ文化の普及に努めているユヌス・エムレ・インスティテュートのゲストとして、ユネスコの世界遺産になっているギョベクリテペを訪れました。

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この旅行は、イギリスの「トルコ語を話す医療専門家協会」とのコラボで組織されました。参加者の1人、シェリル・ムライさんは、歴史的ギョベクリテペに対する憧憬を語りました。「ここへ来て、これを見ることは、だれにとってもユニークな体験だと思います。私は強くおすすめします」

他のメンバーたちも大きな感動を受け、とくに歴史好きはぜひここを訪れるようにと推薦しています。この神殿と古代都市をよくご存じない方のために簡単に説明すると、ギョベクリテペはユネスコの世界遺産であり、多くの国際機関が世界最古の神殿と認定しています。

神殿は1963年、イスタンブルとシカゴの大学の研究者らによって発見され、それ以来、発掘がつづいています。ドイツの考古学研究所とシャンルウルファ博物館が、1995年以来、この遺跡の共同発掘を行なってきました。発掘によって、新石器時代のT字型のオベリスクが発見されました。高さ3~6メートル、重さは40~60トン。

発掘中、1万2000年昔の、65センチの人体像も出土しました。


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