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トルコとフランスはアメリカの制裁に対して共に行動する

2018年08月19日 | 国際
8月20日 財務省情報源によると、トルコとフランスの財務相が、金曜、電話で、トルコをターゲットにした制裁に対して共闘することで合意しました。

 Hurriyet
フランスのル・メール財務相(左)とトルコのアルバイラク財務相


トルコのベラト・アクバイラク財務相とフランスのブルノ・ル・メール経済・財務相が経済協力について話し合ったと、トルコ財務相が声明で言いました。財務省の声明は、両国の財務相は相互協力を推進することで合意したと言い、両国の代表団が、8月27日、パリで会談すると付け加えました。

アルバイラク財務相は、フランスの財務相とマクロン大統領の支援に謝意を述べました。

トルコがアンドリュウ・ブランソン牧師を釈放しないことに対し、アメリカがトルコの閣僚2人に制裁を科して以来、トルコとアメリカは厳しい緊張関係にあります。


「マンビジのロードマップに米土の争いは影響しない」米国防省

北シリアの町マンビジのトルコ・アメリカ共同パトロールのための訓練は“まもなく”始まるだろうと、アメリカのジム・マティス国防長官が言いました。

Hurriyet
アメリカのマティス国防長官(左)とトランプ大統領


「共同パトロールのための訓練は、まもなくトルコで始まる。ギヤは入っている。将校らも準備できている」と、金曜、マティス長官は国防省の声明で言いました。マティスはコロンビアへ向かう途上で、記者団に、訓練は72時間以内に始まると言いました。

また、国務省・中東問題担当のデヴィッド・サッターフィールド次官補は、現在の米土間のいさかいは、マンビジに関する相互合意には影響しないと言いました。マンビジのロードマップはスムースに、きわめて順調に進行している。マンビジに関しては、両国の争いによる結果も影響も見られない」と次官補は言いました。


制裁に反発、ドル札を燃やしたり、アイフォンを壊したり

今週、アメリカの制裁に怒り狂って、ドルを燃やしたり、アイフォンを叩き割ったりするビデオがSNSに流れました。

 Hurriyet
ドル札を燃やすビジネスマン


いちばん話題になったのは、お肉屋さんが包丁でドル札を、お肉を刻むように細切れにするビデオ。シャンルウルファのビジネスマンはドル札を燃やすビデオをシェアしました。

ソシアルメディアのユーザーの中には、これらのビデオを“愛国的”行為と賞賛する人もいましたが、「単なる自己宣伝」とか「燃やすのも刻むのも1ドル札じゃないか」と嘲笑する人も多かったようです。1人の男が数個のアイフォンをハンマーで叩いて壊すビデオもシェアされました。

Hurriyet
ドル札を包丁で刻むお肉屋さん


Hurriyet紙のコラムニスト、アフメト・ハカン氏は、これらのビデオについて「あなたのドルを燃やしても、アメリカは痛くもかゆくもない。痛むのはあなたのフトコロだけだ」と言いました。

先日、エルドアン大統領が、アメリカの電子機器をボイコットすると発言したため、アイフォンを壊すビデオが登場したのでしょう。


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