初日を観てきました。
先ずは、寿つかさ組長が、初日のご挨拶の中でも触れていましたが…
春日野八千代先生のご冥福をお祈りいたします。
90周年の花組公演での祝舞を拝見したのが、最後になりました。
なんだか自然に、100周年まで生きていらっしゃる気がしていました。
どうぞ、安らかにお眠りください。
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さて初日。
凰稀かなめさんのトップお披露目の初日です。
開演アナウンスが始まると、割れんばかりの拍手が起きました
フィナーレでは翼の形を模した白い大羽根でご挨拶。
あのナイヤガラ部分が、お辞儀とともに勢いよく、客席の方を向きました。しかも3回。
華奢なテルくんがこれをやるとは意外でしたが、宙組は若い組になったんだね~と実感。
初見の感想としては、「うーんこう来たか」という感じです。
もちろん見応えあり
本編は、だいぶ頑張って、話を纏めてあるとは思いました。
しかも娘役さんたちの見せ場も多少は必要だし。
しかし、予備知識が何もないまま観劇すると、途中で解らなくなる恐れはあると感じました。
スクリーンを使って、極力分かりやすくする工夫は為されています。
ナビゲーターは、ルビンスキー役の鳳樹いちくんと、愛人ドミニク役の大海亜呼ちゃん。
いちくんは口跡もよく、貫禄すらありました
鬘の編み込みが凝っていました
艦隊戦もスクリーンを使ってのCG。
赤の艦船がUPになった時に、「これはキルヒアイスの旗艦バルバロッサ」とか、「あの白はブリュンヒルト」とかひとり喜んでいました
舞台装置は(大階段ではなく)階段を多用し、柱は神殿風。
わりと無機質な印象を受けました。
音楽は、初めてのミュージカル舞台ということで、ほぼオリジナル。
OVAの、的を射た選曲のクラシックに慣れてしまっているせいか、初見の今日は、ちょっと音が有りすぎと感じた箇所もありました
今日は原作者の、田中芳樹先生がご観劇でした。
小池修一郎先生もお見かけしました。(エリザ1000回記念の名古屋の時と同じお衣装でした)
帝国軍の上級大将たちは、軍服がいっしょなので、髪型に工夫を凝らしていました。
娘役さんたちの中では、89期のふたり、せいこちゃんとたらちゃん、そしてえっちゃんの存在感がありました。
存在感といえば、W千尋のお二人は流石ですが、樹茉くんが堂々と渡り合っていて、退団が惜しまれます。星吹彩翔くんの歌は、とても聴きやすくいい声です。
テルくんは、その恵まれた容姿がラインハルトにぴったりでした。
プログラムにも、テルくんの写真が盛りだくさん
メインキャストについては、また改めて書きたいと思います。