5月18日、土曜日。
星組全国ツアーの仙台公演を観てきました。
生宝塚は、3月8日に観た東京宝塚劇場の星組以来です。
まずは、まこっちゃん、次期トップに決まっておめでとうございます🎉
やはり95期の中では最初に男役トップスターになりますね👏
★『アルジェの男』
柴田侑宏センセの作品。
霧矢大夢さんが主演した月組公演は一度観ているのですが・・・例によって記憶があやふやです💦
ブログも書いていませんね😢
さて❗️
今回の星組公演は、初演に近い形に戻したそうです。
演出が大野拓史センセなので、変に分かりにくくなっていたらどうしましょう😱と思っていたのですが、物語それ自体はシンプルで分かりやすかったです。
ジュリアン@礼真琴。
まこっちゃんはとにかく上手かったです。
歌の歌詞がはっきりしているので、ストレスなし😆
ぎらぎらの野心が滾るアルジェのチンピラも、パリに行ってからの上流社会に出入りする青年も、ちゃんと嵌まっていたと思います。
ジュリアンは愛を知らない(「愛している」という言葉の重みがわからない)、というのがポイントなのだと考えると、ジュリアンの行動が理解できますが・・・なかなかに難しい役ですよね。
観客の共感も得られにくいし。
サビーヌ@音波みのり。
久しぶりのヒロインおめでとう🎉
サビーヌの心情は切なかったです。
まこっちゃんより4期上の上級生ですが、ちゃんと寄り添う娘役でした。
ジャック@愛月ひかる。
愛ちゃんの専科デビュー🎊
ジュリアンに対峙できる貫禄とかっこよさがありました。
にしても・・・
ジャックはどうしようもないクズ男だわ💢
ジャック本人がそれを自覚しているようで、それだけが救い?
というか、そういうことを観客に感じさせているのが愛ちゃんの上手いところなのか👀
愛ちゃんが自分と全く真逆のジャックを楽しんで演じてくれていたらいいな。
以下、すみませんが愚痴。
🙇🙇
星組さんの中にとけ込んで、生き生きと舞台をつとめている愛ちゃんを見てもちろん嬉しいのですが、専科生としてでもいいから「オーシャンズ11」のベネディクト(あるいはラスティ)を演じて欲しかったなあ・・・と悔しい思いもあります・・・
なんでこのタイミングで専科だったのでしょう?
盲目のアナベル@小桜ほのか。
いちばん可哀想でした😭
生きる希望は一瞬の煌めきでしかなく・・・
ジュリアンは愛を知らないので、玩んだ自覚はないかもしれませんが、もてあそばれて捨てられたとしか言いようのないアナベル。
アナベルがドビュッシーの「月の光」に合わせて歌った曲が新鮮というか、斬新なアレンジだと思いました。
アナベルの付き人のアンドレ@極美慎。
アンドレの心情は理解できます。
絶対にジュリアンを許せなかったのでしょう。
付き人とは言うものの、育ちの良さそうなスマートな青年でした。
アナベルの伯母さまは見る目がないわ⤵️
アンドレがアナベルのお相手で良かったのにね。
ジュリアンの秘書官仲間のミッシェル@紫藤りゅう。
ミッシェルにも何か裏があるのでは!?と思いましたが、ひたすら良い人でした。
しどりゅうの笑顔には癒されます😊
その他、本公演ではなかなか声を聞けないような生徒さんもたくさん台詞を言っていて、それがなかなか上手かったです。
『アルジェの男』の音楽は、イントロの作り方が『ベルばら』と雰囲気が似ていて、調べたら作曲はやはり、故・寺田瀧雄先生でした。
また「月の光」をモチーフにしたBGMがアナベルの場面に散りばめてあって、効果的でした。
ボランジュ総督邸での食事シーン。
昼の部は笹かまぼこ、夜の部は萩の月を実際にジュリアンが食べていました。(勢いにのってマチソワで観劇しました😁)
萩の月には「ふんわりまろやか」とアドリブを入れるジュリアン🤣
秘書官たちの場面では、伊達正宗を登場させていましたね🙂
本公演の半分の人数でしたが、『アルジェの男』はレベル高く仕上がっていたと思います。
しかし、『アルジェの男』は、〈TAKARAZUKAの今❗️〉を発信するにはちょっと物語が古い気がしましたし、上にも書きましたが、主人公の生き方に共感出来ない、応援できないところは辛いものがあります🤔
2番手の役も「美味しい敵役」どころか舞台で見る限りはクズなDV男っぽいし。愛ちゃんが演じるジャックだから「ま、仕方ないかな」と思っていられる訳で😧
まこっちゃんがこんなに立派になってとか😂愛ちゃんが星組になじんで元気に舞台に出てるよ😂という点では充分に感慨深いのですけどね。
梅田や首都圏はともかく、全国ツアーでしか宝塚を観劇しない、できない観客の方が多いのだから、もっと別の演目があったのでは?と感じてしまったのでした。(だからといって今さら『ベルばら』は絶対イヤだけれど。)
会場の緞帳。
星組全国ツアーの仙台公演を観てきました。
生宝塚は、3月8日に観た東京宝塚劇場の星組以来です。
まずは、まこっちゃん、次期トップに決まっておめでとうございます🎉
やはり95期の中では最初に男役トップスターになりますね👏
★『アルジェの男』
柴田侑宏センセの作品。
霧矢大夢さんが主演した月組公演は一度観ているのですが・・・例によって記憶があやふやです💦
ブログも書いていませんね😢
さて❗️
今回の星組公演は、初演に近い形に戻したそうです。
演出が大野拓史センセなので、変に分かりにくくなっていたらどうしましょう😱と思っていたのですが、物語それ自体はシンプルで分かりやすかったです。
ジュリアン@礼真琴。
まこっちゃんはとにかく上手かったです。
歌の歌詞がはっきりしているので、ストレスなし😆
ぎらぎらの野心が滾るアルジェのチンピラも、パリに行ってからの上流社会に出入りする青年も、ちゃんと嵌まっていたと思います。
ジュリアンは愛を知らない(「愛している」という言葉の重みがわからない)、というのがポイントなのだと考えると、ジュリアンの行動が理解できますが・・・なかなかに難しい役ですよね。
観客の共感も得られにくいし。
サビーヌ@音波みのり。
久しぶりのヒロインおめでとう🎉
サビーヌの心情は切なかったです。
まこっちゃんより4期上の上級生ですが、ちゃんと寄り添う娘役でした。
ジャック@愛月ひかる。
愛ちゃんの専科デビュー🎊
ジュリアンに対峙できる貫禄とかっこよさがありました。
にしても・・・
ジャックはどうしようもないクズ男だわ💢
ジャック本人がそれを自覚しているようで、それだけが救い?
というか、そういうことを観客に感じさせているのが愛ちゃんの上手いところなのか👀
愛ちゃんが自分と全く真逆のジャックを楽しんで演じてくれていたらいいな。
以下、すみませんが愚痴。
🙇🙇
星組さんの中にとけ込んで、生き生きと舞台をつとめている愛ちゃんを見てもちろん嬉しいのですが、専科生としてでもいいから「オーシャンズ11」のベネディクト(あるいはラスティ)を演じて欲しかったなあ・・・と悔しい思いもあります・・・
なんでこのタイミングで専科だったのでしょう?
盲目のアナベル@小桜ほのか。
いちばん可哀想でした😭
生きる希望は一瞬の煌めきでしかなく・・・
ジュリアンは愛を知らないので、玩んだ自覚はないかもしれませんが、もてあそばれて捨てられたとしか言いようのないアナベル。
アナベルがドビュッシーの「月の光」に合わせて歌った曲が新鮮というか、斬新なアレンジだと思いました。
アナベルの付き人のアンドレ@極美慎。
アンドレの心情は理解できます。
絶対にジュリアンを許せなかったのでしょう。
付き人とは言うものの、育ちの良さそうなスマートな青年でした。
アナベルの伯母さまは見る目がないわ⤵️
アンドレがアナベルのお相手で良かったのにね。
ジュリアンの秘書官仲間のミッシェル@紫藤りゅう。
ミッシェルにも何か裏があるのでは!?と思いましたが、ひたすら良い人でした。
しどりゅうの笑顔には癒されます😊
その他、本公演ではなかなか声を聞けないような生徒さんもたくさん台詞を言っていて、それがなかなか上手かったです。
『アルジェの男』の音楽は、イントロの作り方が『ベルばら』と雰囲気が似ていて、調べたら作曲はやはり、故・寺田瀧雄先生でした。
また「月の光」をモチーフにしたBGMがアナベルの場面に散りばめてあって、効果的でした。
ボランジュ総督邸での食事シーン。
昼の部は笹かまぼこ、夜の部は萩の月を実際にジュリアンが食べていました。(勢いにのってマチソワで観劇しました😁)
萩の月には「ふんわりまろやか」とアドリブを入れるジュリアン🤣
秘書官たちの場面では、伊達正宗を登場させていましたね🙂
本公演の半分の人数でしたが、『アルジェの男』はレベル高く仕上がっていたと思います。
しかし、『アルジェの男』は、〈TAKARAZUKAの今❗️〉を発信するにはちょっと物語が古い気がしましたし、上にも書きましたが、主人公の生き方に共感出来ない、応援できないところは辛いものがあります🤔
2番手の役も「美味しい敵役」どころか舞台で見る限りはクズなDV男っぽいし。愛ちゃんが演じるジャックだから「ま、仕方ないかな」と思っていられる訳で😧
まこっちゃんがこんなに立派になってとか😂愛ちゃんが星組になじんで元気に舞台に出てるよ😂という点では充分に感慨深いのですけどね。
梅田や首都圏はともかく、全国ツアーでしか宝塚を観劇しない、できない観客の方が多いのだから、もっと別の演目があったのでは?と感じてしまったのでした。(だからといって今さら『ベルばら』は絶対イヤだけれど。)
会場の緞帳。