夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『Misty Station -霧の終着駅-』 *

2012-04-19 23:31:17 | 宝塚観劇つれづれ

再び東京で、月組公演を観てきました。

男役・霧矢大夢の舞台の私にとっての観おさめになりました


ゆうひさんが16年間過ごした月組。
そのゆうひさんも目の前のゴールに向けて、疾走中。
りかさんやさえこさんの時代はもちろん、あさこさんの時代の主だったメンバーでさえ、ほとんど居なくなり、その中で、真ん中に立つきりやんを観ていたら、とてもとても寂しくなりました
自分が長く育った組でトップになるということは、数え切れない組子さんとの別れの結果でもあるのだな…と。
だから、きりやんの退団は感慨もひとしおです
きりやんとゆうひさんの退団で、わたしにとっての、ひとつの時代が終わります…


さて『Misty Station』

斎藤吉正氏らしい、色彩感に溢れたショーでした
映像も使われていましたし

きりやんの月組のショーは、絶えず舞台上にたくさん人数がいて踊り回っていて、歌も(カゲソロも含めて)絶えず聴こえている印象があって、今回もそれをうらぎりませんでした

赤とチェックを基調にした英国チックな衣装の、おもちゃ箱のようなプロローグから始まり…

フィナーレでは、その衣装の組子さんたちが居並ぶ中、ただひとりコート姿のきりやんが、スーツケース片手に大階段を昇っていく…
これが、うるうる(;_;)せずにいられましょうか…

きりやんの歌とダンスを堪能しました
ブリティッシュなのも、ファンシーなのも、クールなのも、もちろん黒燕尾も。
黒燕尾の男役さんたちのダンスは躍動感に溢れていました
まりもちゃんとのデュエットダンスは「My Way」で。
リフトの回転の速いこと、速いこと
カゲソロは、これも退団の沢希理寿ちゃん。
確か『Apasionado!!』のヴァレンチノの場面でも歌ってましたよね。
まりもちゃんは、男前度に磨きがかかり、カッコよかったです

きりやんと銀橋の下手の付け根辺りでハイタッチして登場する、もりえちゃんの銀橋のソロが嬉しい

と思っていたら、それに輪をかけるサプライズ
リュウさま、もりえちゃん、マギーの銀橋渡り。
3人とも長身だし、それぞれのキャラが立っているので、迫力が半端なかったです
組長がセンターで銀橋渡りをする組が他にあるでしょうか
すっしぃ組長にもやってほしいな

もう1つ、目を見張るサプライズ
ロングの金髪に白いドレスの“ニンフ”という役名の歌手が、なんと一樹千尋さん。
同じく“ニンフ”の輝城みつるくんと力強い歌声をたっぷり聴かせてくれました
吉正氏、思いきったなぁ


今回で退団の一色瑠加さんや彩星りおんちゃんにも、ちゃんと活躍の場が用意されていました


若手の男役さん・娘役さんたちも着実に上がってきている気がしました。
久しぶりに月組のショーを観たので、宇月颯くんや紫門ゆりやくんが目立つ位置をキープしているのに驚いたり、愛希れいかちゃんがすっかり娘役さんらしくなったなぁと思ったり、下級生に関しては、まったく初心者そのものです

まさおくんとみりおくんも、大きくなったなぁと思います…笑顔が自信に溢れ、まとっているオーラがキラキラしていました。
これからふたりは、微妙な立場に置かれてしまいますが…うまくいくといいね


きりやん、今までどうもお疲れさまでした
そして、どうもありがとう

下級生ながら、ゆうひさんより上の位置にいることが、まったく当たり前と思えた実力の持ち主でした。

「宝塚GRAPH」のゆうひさんとの対談や、「歌劇」のゆうひさんの送る言葉の端々に、きりやんがゆうひさんにとって、どれだけ大きい存在だったか、感じとることができました(;o;)

「舞台人を職業としたい」という思いから始まった、きりやんの舞台人生だから、きっと外部の舞台で活躍する道を選ぶんだよね?

またどこかで、きりやんにお目にかかれるといいな

どうぞお幸せに
コメント
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