夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

一歩ずつ!!

2011-10-19 09:38:24 | 大震災
仙台空港にいます。

震災以来、はじめて利用します。

9月の末に、国際線が復活し、空港ビルの機能がもとに戻り、10月からは仙台駅からの直通の電車も復旧しました。

仙台駅から電車に乗り込み‥‥
車窓からの景色は、秋の陽射しをあびて、以前と変わらず穏やかに流れていきました。

でもしばらく走ると、ブルーシートが掛けられた屋根を、多く見かけるようになりました。

さらに進むと、明らかに津波に襲われたであろう土地が見えてきました。
かなり広いです。

そこから電車はトンネルに入って、出てすぐが、空港駅なので、あとははっきりわかりませんでした‥‥

(追記)
帰るときに、また見たら、トンネルの入り口から出口まで、津波の被害を受けたことが、はっきりわかりました。
トンネルが土砂で埋まったというのも、よくわかりました。

~~~~~~~~~~~

空港には、震災直後から復旧するまでの写真が何十枚も展示されていました。
順番に見ていくと、鼻の奥が、つん、としてきました。


これから、伊丹空港に向かいます!
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観劇後のひとりごと

2011-07-20 23:21:19 | 大震災
大型の台風が来ましたね
どうぞ、これ以上の被害が出ませんように


そんな中、東京に来ています
行きは、強風で新幹線が40分ほど遅れましたが‥‥
無事に着いてよかったです。
明日の朝、帰りますが、どうなるかな


2日間で4公演の観劇予定を詰め込みましたので、この夏、いちばん濃い日々になったかもです。

1回しか観ない公演、初見の公演、新しい視点で観る公演、プラスαな公演etc.

いろいろバラエティーに富んで、楽しかったです


でも‥‥
心に引っかかる思いがあって、それは観劇のための遠征を繰り返しても、無くならないどころか、大きくなっていく気がするのです。



ここから先は、ちょっと重苦しいですm(__)m
ひとりごとなら公開しなければいいのでしょうが‥‥今の気持ちを残しておきたくて。
すみませんm(__)m


あの日から4ヵ月経ちましたが、出かけてくることには‥‥かなり‥‥後ろめたさがあります。

東北地方の観光地や温泉に出かけるならともかく、ただ観劇のために遠出を繰り返している事は、とても周りの人たちには言えません。
この状況下でのそれは、“one for one”なわけですから。


まだまだ足りない救援物質。自宅待機。ホットスポット。仙台市や米沢市での賃貸住宅不足。人手不足の自治体を支援するための長期出張。

3月や4月の話ではありません。
今月に入ってから、私の友人・知人たちが経験した(している)ことです。

「いろいろ元に戻ったみたいに言われていますが、実は何も始まっていない、全てこれからなんですよ」
宮城県の被災地を回ってきた方の、最近の言葉です。
これが、現実なのだと思います。



“被災地の現実”と“自分が楽しむこと”の折り合いがなかなかつきません‥‥

それがわかっているのに、ふらふらと劇場まで出かけてしまう‥‥

かといって、この楽しみを封印する勇気もぜったい持てない‥‥


そんな2011年の夏です。

‥‥‥‥‥‥‥‥
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3ヵ月‥‥

2011-06-14 21:57:28 | 大震災

あの日から3ヵ月経ちました。

明るくなるのがとても早くなりました。


「復旧から復興へ」と言われ始めていますが、“復旧”すら不可能な地域、いつになるのか目処が立たない地域がたくさんあります。

明るいニュースもありますが、それも手放しで喜べるものではありません。
その一筋の“光”の裏には、大きくてとらえどころがない悲しみや不安や葛藤という“影”があるに違いないからです。


この3ヵ月で永田町の人々が一番生き生きとしていたのが、“政権転がし”の画策だというのは、情けない限りです。

腹が立つのは、被災した方たちへ、義援金がほとんど渡っていないという事実。


先日、仙台に出かけてきました。
街の中心部は人が溢れ、デパートやレストランも以前と変わりなく賑わっていましたが‥‥

半年振りに会った友人との会話の端々に、深い闇を感じたのでした‥‥

彼女の自宅は原発から25㎞のところにあり、家の仕事の関係で、今は家族みんなが自宅と仙台を行き来して暮らしています。
今のところいつでも自宅に戻れるし、仙台市の中心部に近いところに住まいも確保してあるので、自宅が立ち入り禁止区域になって避難せざるを得なくなった方々に比べれば、恵まれているとは思います。

その彼女でさえ、不安や苛立ちを通り越した絶望を抱えているのです。

ただ頷くだけで、発する言葉が見つかりませんでした。



“ものを消費する事で経済が回り、ひいては被災地のためになる”という理論で、最近は消費が煽られています。
理にかなった場合のこともあるのですが、明らかに、「それは売り上げを伸ばすための方便でしょう!?」という場合も多いです。
個人個人で人生に対する価値観は違うのだから、一概に決めつけてはなりませんが。
意思薄弱なわたしは、無駄遣いをしてしまうこともまだまだ多いです‥‥


消費だけでなく行動に於いても、自分が楽な方へと向かう前に、ちょっとだけ立ち止まって考える癖をつけなくては!と改めて感じたのでした。
本当に自分にとって必要なことやモノは何なのか?
ぐうたらなわたしのことですから、一生かかっても見極められず、寄り道ばかりしてしまいそうですが‥‥



改めて‥‥

この震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々が一日でも早く笑顔を取り戻せますように、願ってやみません。

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東北は花の季節になりましたが…

2011-04-24 21:46:34 | 大震災

まともな更新を全くしていないのに、このブログを覗いてくださる方々がいらっしゃることに感謝しています。
以前のような観劇レポートはあまり書けなくなるとは思いますが、このブログは続けていこうと思っています。

で‥‥すみません‥‥

またしても、個人的つぶやきですm(__)m



の季節になりました。

前回の記事は、あまりにも後ろ向き過ぎて、読み返して自分でも嫌になったりもしました。
削除しようとも考えましたが、震災後の自分の心理状態を残しておきたくて、敢えてそのままにしました。
友人には心配をかけてしまい、早速メールをもらいました。
励ましてもらえて、とても嬉しいです
今も続いている余震ですが、首都圏の彼女のお家の辺りの方が、私の住んでいる場所よりも頻繁にしかも大きく揺れています。
そんな状態なのに、本当にありがとう


いつも乗っていた新幹線は、すでに東京と繋がりました。
仙台行きの電車は、ようやく昨日、全面復旧しました。
ニッポンの技術力は凄いよね

仙台空港も運行再開にこぎつけました。
こちらはアメリカ軍の救援部隊が、滑走路の復旧作業を急いでくれたそうです
でも、空港の施設は元のように使える状態には戻っていなくて、また、空港へのアクセス鉄道の復旧には半年かかるそうで、沿岸部の被害の大きさを改めて感じます。
そういう状態なので、飛行機は今のところ、全て臨時便で、来月、大劇場に行くために予約していた定期便には、ANAから欠航のメールが来ました。
でも‥‥
もうそろそろ出かけてもいいよね‥‥
別ルートを使って関西に行ってみようかな、と思っています。

だけど、身の丈にあった丁寧な生活を心がけたいです。


とても腹が立つこと

福島県民に対する、いいがかりとしか言えない差別。

物見遊山気分で、被災地に乗り入れる車。

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どこまで戻っていいのだろう?

2011-04-09 21:07:01 | 大震災

すみませんm(__)m
相も変わらず、個人的つぶやきです。
しかもかなり暗い‥‥


この記事をUPしようとした矢先の、4月7日23時30分過ぎに、とても大きな余震がきました。
当地は震度4でしたが、横揺れが長く続き、一晩中停電しました。
あの日は夕方から小雪が舞いはじめ、氷点下の寒い夜でしたが、四週間経った一昨日は、寒くて寝られない夜ではありませんでした。
季節は確実に前に進んでいます。
もうすぐ東北は、花の季節です。


余震はあるし、原発は相変わらず予断を許さない状況が続いていますし、買い物に行けば店内の様子は以前のようではありませんが、日常は穏やかに流れはじめました。


本屋で「Best Stage」や「レプリークBis」や「2010年宝塚Stage Album」を買い求め、わくわくしながら読んで、観劇LIFEの復活を楽しみにしている自分がいます。
新幹線は予想外に早く東京と繋がりそうだし‥‥

でも‥‥

そういう事を考えるのは、ちょっと早くないかな
数キロ先には、原発から逃れて避難してきた人たちがたくさんいるんだよ
社会に何の貢献も出来ない人間(=わたくしのことです)が、何を浮わついたことばかり考えているのか
と、かなり葛藤する自分もいるのです‥‥

私にとって“観劇”はやっぱり“非日常”ですし‥‥

特にここ数年は明らかに分不相応な観劇(=遠征)回数でしたから、葛藤しつつも、考え直さなくてはならないようです。

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