日々遊行

天と地の間のどこかで美と感じたもの、記憶に残したいものを書いています

三十歳になった詩人 Jean Coteau

2008-11-14 | Jean Cocteau

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美神(ヴィナス)よ、お前に謝す、お前はまだ私を愛して

ゐると云ふのだが、

若しも私がお前を歌はなかったとしたら、

若しも私の家が私の詩で出来てゐなかったとしたら

私は空(くう)を踏んで屋根から落ちるだろう

                                ジャン・コクトー『用語集』 
                                    三十歳になった詩人 より

Je veux bien, tu me dis encore que tu m'aimes,V�・nus

Si je n'avais pourtant parlé・ de toi,

Si ma maison n'�・tait faite avec mes po�・mes,

Je sentirais le vide et tomberais du toit.

                                         『Vocabulaire』 Le poete de trente ans


使用した花◆ペチュニア(八重咲き)
花言葉◆和らぐ心