Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

DC ?

2005-04-11 06:50:09 | リュウガクジダイ
『さくら』

ことしも生きて
さくらを見ています

ひとは生涯に
何回ぐらいさくらをみるのかしら

(中略)

あでやかとも妖しいとも不気味とも
捉えかねる花のいろ

さくらふぶきの下を ふららと歩けば
一瞬
名僧のごとくにわかるのです

死こそ常態
生はいとしき蜃気楼と

(茨木のり子 『さくら』より抜粋)


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最後の2行はすごいよね~。インパクトある。

Williamsburgに戻ってきたら、急に現実に引き戻された気分。あれもしてない、これもしなくちゃ、あれはどうしよう、これはどうしよう…etc ←こんなふうにブログの更新しつつもめっちゃ焦ってる。

そうそうDCのチャイナタウンFull Kee(この古そうで汚らしそうな外観からは想像もつかないいいお店!DCで人気のレストランです。)で食後にもらったFortune Cookieには確か、
Answer just what your heart prompts you. とあった。

Okay, then I will just follow my heart.
学校の課題は興味のあるのから1つ1つくずしていこう、そう思う日曜の午後でした。

サクラ in DC 4/9 (土)

2005-04-10 11:21:33 | リュウガクジダイ
ワシントンDCにいます。サクラ祭りに来ています。
天気は快晴。空は青いし、サクラはちょうど今が満開。ポトマック川沿いに何百本と並ぶ桜並木、見られて良かった。こっちの桜って若いのね。だから背が低くて、花が近い。アメリカの桜もとてもきれい。

それにしてもサクラ以上にものすごい人の数。地下鉄でチケットを買うのに1時間も待ったり、どこもかしこも人の波。そんな人ごみも久しぶり。

今回のHanami tour― 大学で日本語を教えている私の友人の一応「お仕事」で、日本語専攻の学生を連れてサクラを見に行くという企画でした。それに便乗して連れてきてもらったので、交通費もホテル代もかからず、自由行動もたくさん。適当に学生と日本語の練習相手になったりして。カタコトの日本語を一日聞いていたら、自分の日本語までオカシクナリソウデシタ。

デモ、トテモ、タノシイデシタ(←すぐうつる)。

帰ったら写真をアップしようと思います。

物語の力 4/7 (木)

2005-04-08 13:00:57 | リュウガクジダイ
キャンパス Millington Hall前のしだれ桜。
あ~、昼間見たかった…!

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Social skill trainingの一環として、cooperationをテーマに幼稚園生に授業。
The Crayon Box That Talkedという絵本をネタに、チームワーク・共同作業について考える。これはクレヨンの話。いろんな色のクレヨンがクレヨン箱の中でケンカしてるんだけど、最後にはお互いの色を認め合って仲直り、というなんともsimple&cuteなストーリー。

この授業には折り紙を使った。折り紙でクレヨンを折る。
子ども達は初めて見る折り紙に大喜び。最初に大きな紙のお手本でやって見せた時、みんなの注目度といったらすごい。ハサミやのりを使わずに、一枚の紙がクレヨンになっちゃうなんて!!…といった具合の驚きよう。

さっそく自分の好きな色を選んで、クレヨン!クレヨン!と言いながら一生懸命折ってる。折りあがったらグループで1つのクレヨン箱に仕上げる。グループでの共同作業って実はアメリカの幼稚園生達、あまり慣れてない。

でも出来上がったクレヨン箱にはいろんな色が行儀良く並んでいました!気がつけば、教室のあちこちでクレヨン同士が話を始めていたのでした(子ども達が絵本のマネをしてクレヨンになりきっている)。

うわー、絵本の力だ。

そうそう、生徒はいつも何らかの“ストーリー”を求めてるんだよね。
授業に欠かせないstory-tellingの大切さをまた実感した日でした。(あ、手作業も欠かせないけどね。)

ナツ 4/7 (水)

2005-04-07 13:49:09 | リュウガクジダイ
::日も落ちて::
帰ってきたらサクラがきれいに咲いてた。満開??
寮の駐車場にて。

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昼間、ぐんぐん気温が上がり華氏82度! ついこの前まで、「今日は70度越えるんだってよ」なんて言いながらワクワク春の訪れを楽しんでいたのに。

「ゴージャス!(gorgeous!)」
って嬉しそうに今日の天気を形容する人々。ほんと、こんな日はgorgeousって表現がぴったりね。そんなふうに思いながら実習後に日本語のレッスンへ。

「今日の天気、日本語ではなんて言うんだっけ?」と聞いてみると、(ふつうに「晴れ」とか「いい天気」という答えを期待してたんだけど)彼はしばらく考えてから思いついたように、




「…ナツ!!」

うはー。


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ところで華氏→摂氏への計算は複雑な式があるんだけど(忘れた)、簡単な換算法としては“30引いて2で割る”とだいたい摂氏と同じになります。
(82-30)÷2=26℃ぐらい?

ん~、ナツだ!

何といふ 4/5 (火)

2005-04-06 11:54:44 | リュウガクジダイ
キッズ帰る。バス並ぶ。

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忙しい日々カムバック。

朝、朦朧とした意識で春休み後の実習再開。昨夜遅くまでかけて準備した授業は、先生の都合であえなく木曜に延期。毎週火曜のADHDグループも、今日は子ども達がフィールドトリップに出かけていたので延期。

それでもバタバタした日。

放課後、子ども達を送り出し、そういやランチ食べる時間もなかったよ今日は…なんて思いながら急いで大学に戻る。5時までに提出することになっていた書類を無事届け、やっと解放感。

外はまた天気がいい。空も青い。

実習先での授業(今月のテーマはcooperation)、個別&グループカウンセリングレポート、学校コンサルティング2件、ワークショップ準備、それと平行して院でのペーパーDUE&Final examsが4月は目白押し。

でもなんだかエネルギーに満ちています。(帰宅後、リビングのソファでちょっと横になったら寝入ってたみたいだけど。…充電も必要!)


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何 と い ふ 今 だ、 今 こ そ 永 遠。 -河井寛次郎

マイルド 4/4 (月)

2005-04-05 12:28:18 | リュウガクジダイ
学校へ行く途中。ロースクール前のモクレンの木(桜じゃないよ)。

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What a nice day! 気持ちいい~!久しぶりに学校まで歩いていきました。こんな日にテストなんて受けたくないよーと思いながらもまとめたノートを見ながら(←最後までジタバタするタイプ)てくてく歩く。でも途中でクラスメイトが車で通りがかって、ピックアップしてくれたのでお散歩はそこでおしまい。

テストですが、ちょうど車の中で話してたことが出題されてラッキー♪ いつものごとく最後まで教室に残ってやりとげる。試験監督の先生も「ゆっくりやれよ~」と声をかけてくれたし。

その後の2つ目のクラスに行ったら、全然人がいない。半分ぐらい休み。「こんなmild night(あたたかい春の夜?)だからね」とクラスメイト。確か去年もそうだったな。春が来て、初めてのポカポカ日和の夜の授業、半数ぐらい欠席。

こんな日に授業なんて受けてられっか!って感じなんでしょう。
いいねぇ、おてんとう様に左右される大学院生たち(うちのクラスだけ???)。

ラズベリー 4/3 (日)

2005-04-04 00:00:00 | リュウガクジダイ
アメリカではラズベリーのキャンディが、こんな色(→)です。あ~びっくりした。包装紙をはがしたらどぎつい水色をした飴玉が出てくるんだもん…。

よく見たら、イースター仕様のlollipopでした。しょうがない、イースターに免じて許してやろう(誰に言ってる?)。

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これから(もう月曜)家族療法のクラスでペーパーテスト(実技は毎週クラスでやっているので)。生徒の問題を“個人の問題”としてみるのではなく、背後にある“家族という枠組み”を通してみる療法のひとつ。学校現場にいると、そういうふうに見たくなることはままあります。覚えておきたい大切な考え方の1つ。

では行って来ます。
外がね、すごくいい天気なんだよ~♪

水たまり。 4/2 (土)

2005-04-03 08:14:03 | リュウガクジダイ
「雨が降るとお外に遊びに行けないからイヤだよ。」
「でもね、雨があがると、空さんと雲さんは一段とキレイに見えるんだよ。」
「なんで?」
「だって鏡を見てるから。」

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春雨煙る…といいたいところ。いえいえそんな表現とは程遠い、春の嵐がゴロゴロと鳴り響く1日でした。

雨上がり、足元に空を探してしまうのは昔から。
いやそんなことはどうでもいんだけど、鏡を見るのが怖いのは私のほうよ?このゆったりした実習のない1週間で、ほのかに輪郭が…。ねぇ。
これから女友だちとおしゃべり(日本語yay!)に行って来ます。