Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

平和な日々

2010-04-10 09:01:47 | サンフランシスコ
今週、月曜日から本当にいいお天気がつづいています。

この写真は水曜日に撮ったもの(クリックで拡大)。
エクスプロラトリアムの庭にこども達がたくさん。
サンフランシスコには空が本当に「青!」という日があって、何度もここで写真を撮っているからもういいというのに(笑)、この青さは見たことがないような気がしてやっぱりカメラをかまえてしまう。この素晴らしいお天気と景色を人々は「ゴージャス!」と形容していた。Gorgeous: (形容詞)華やかな、きらびやかな、極めて美しい -- うんうん、本当にそう思う。

それから、先週末に散策したサンフランシスコ。
先週土曜日はちょっとうす曇り(そして日曜日は大雨でした)。

ブロードウェイストリート(Broadway street)の終点は、エクスプロラトリアムへとつながるリオンストリート(Lyon street)。思いがけず桜並木と、この見晴らしに遭遇。その先がどうなっているやら分からない坂道をのぼってきて、目の前にこんな風景がひらけると、毎日見ている海であっても「わぁ!」と歓声をあげてしまう。

どこへ行くというわけでもなくあてもなく車で散策(風が強くて寒かったので)。例えばブロードウェイの終点てこうだったんだー!みたいな発見がいちいち楽しい。京都のように街が完全な碁盤の目で縦と横さえ考えていれば迷うことはなかった街から来たものにとって、サンフランシスコの街は、一見したところ縦線と横線で形成されているように見えるのだけど、時々斜め線がいやおうなしに入ってくるからややこしい。歩いていると、それまでの東西南北感覚がまるっきりリセットされてしまうわけで、この街の地図は私の頭の中にいつまでたっても形成されない。でもその分かりにくさは楽しさでもある。

それでも楽しい通りは覚えてしまう。サンフランシスコらしいアップダウンが楽しい坂道はジョーンズ通り(Jones street)、休日にゆっくり歩きたいのはフィルモア通り(Filmore street)、バークレーからエクスプロラトリアムに車で行く時に通りたいのはディビサデロ(Divisadero Street)、見晴らしが素敵なのはブロードウェイ(Broadway street)。今はそんなところ。


この前日本の友達と行ったばかりだけど、再びサウサリートにも足をのばして、海沿いのカフェであたたかい紅茶を飲んだ。海からの強い風にジャスミンティーの湯気が舞うのをぼーっと見ながら、「あ、コストコ行こうか」と。

そうそう、ふつうの、平和な土曜日。