Silver linings

カリフォルニアで子育てとか仕事とか。

サイエンスミュージアムはしご

2010-03-22 02:13:21 | サンフランシスコ
せっかく日本から友達が来ているというのに、木曜日は朝は病院へ行かねばならず、午後はエクスプロラトリアムで大事なミーティングの日でした。なので、友達とは朝から別行動(英語も私より上手な彼女はひとりで何でもできる人)。でもせっかくだからすべての用事が終わる午後3時頃にエクスプロラトリアムまで来てもらい、案内することになりました。もちろん私と一緒なら入館料の$14は無料。


この日もいいお天気!
エクスプロラトリアムのまわりの住宅街はかわいらしい家々が立ち並ぶ。


青空バックのエクスプロラトリアム。大好きな場所を友達に案内できて、しあわせー。友達は、「りょうちゃん、エクスプロラトリアムってなにかのプロジェクトなのかと思っていたけど、場所の名前だったんや。ミュージアムだったんやね!」と初めて知った模様。そうだよね、よくブログに書いているとはいえ、エクスプロラトリアムって言いにくいし、なんだかわからんよね。。

Exploratorium(エクスプロラトリアム)
→参加・体験型ミュージアムの先駆け!
3601 Lyon St.,
San Francisco, CA 94123

さて、すぐに夕方になり、エクスプロラトリアムも閉館。
この後はアカデミーオブサイエンス(Academy of Science)のナイトライフ(Night Life)へ行きました。ここもすばらしい科学館です。毎週木曜日の夜は特別に10時まで開いていて、お酒が出て、DJも来て、イベントがあったりワークショップがあったり。大人のためのミュージアムとなるのです。


Academy of Science(アカデミーオブサイエンス)
NightLife(ナイトライフ)
Thursdays, 6:00pm-10:00pm
21歳以上のみ(ID必須)

ここは昼間入ると入館料が$24と高いのだけど、このナイトライフ(午後6時~)で入ると$12なので、だんぜん夜行くほうがおすすめです。熱帯雨林のドーム、プラネタリウムには、6時過ぎのすぐに行くのがおすすめ(そうでないと、ものすごい長い列ができて入るのにだいぶ待たされるので)。



ブログを見ると去年にも訪れているし、ナイトライフもこちらの友達と行ったことがあるので、これで3度目。エクスプロラトリアムは自分の手で何かをつくり実験したり考えて楽しむミュージアムだけれど、アカデミーオブサイエンスはひたすら見て、見て、感動するミュージアム、という印象。どちらが好きかと言われれば、エクスプロラトリアムです。2つとも「科学博物館」と言われるけれど、つきつめて考えると教育フィロソフィーの出発点がまったく違う。でもアカデミーオブサイエンスの建築、水族館、熱帯雨林、プラネタリウムは一見の価値あり。

この日は夜10時まで遊んで、帰りはBart(電車)とバスを乗り継いで帰途につきました。
家についてから夜12時過ぎ、共通の大学時代の友達とSkypeで3人でおしゃべりすることに。Skypeした相手はいま臨月でもういつ産気づいてもおかしくないという友達。しばらく会っていなかったので、ビデオで彼女の映像が飛び込んで来たときはなんだか感動しました。会っていなかったブランクも時差の壁もなんのその、つきないおしゃべりで夜は更けていくのでした。

とも遠方より来る

2010-03-22 00:19:36 | サンフランシスコ
日本から友達が遊びに来てくれました。
彼女が滞在していた4日間はサンフランシスコが毎日すばらしいお天気でした。
ふたりでレンタルサイクルをしてゴールデンゲートブリッジを渡りました。


自転車を借りるとこのヘルメットをかぶらされます(笑)。
借りた自転車は変速機付き。はじめのうちは海沿いを走るだけで平坦な道が多く楽しかったのだけれど、橋にたどり着くまでには急な坂道が。自転車のギアを最軽にして一生懸命こぐのだけど、ペダルの回転数が多くなっているだけであまり前に進んでいる感覚がなく、へとへと。


こんなマップをもらえるので、行きたいところがたくさんです。橋を渡り、対岸に見えるサンフランシスコの景色を楽しんだ後は、さらにその横にそびえ立つホークヒル(Hawk Hill)へのぼるか、サウサリート(Sausalito)という街へおりてランチを楽しむか。もちろん私たちはサウサリートへ(だってもう膝がガクガクだったんだもの)。

サウサリートはサンフランシスコと海を挟んで対岸に広がる高級住宅地。水際にはカフェやレストランが軒をつらねています。街全体がこぎれいな感じです(写真は撮らなかったけれど)。お天気がよかったので、青空ランチに決まり。サウサリートで有名だというハンバーガー屋さんで昔ながらのハンバーガー(かなりぎーっしりお肉が詰まっている)を買い、海沿いのベンチでカモメを見ながらゆっくりぼーっとランチ。運動した後だし、お腹すいてたし、なんだかとっても幸せ。

食べ終わってもお日様が気持ちよすぎてまったく動かない私たち。ひたすらおしゃべりです。大学時代からの友達なので、アップデートすることがたくさん!たわいのない話から人生の話まで。30代の今って誰にとっても変化の多いときなのだよね。しばらく会っていない他の友達のことを思い出してどうしてるかなー、と思いを巡らせたり。久しぶりに連絡してみるとものすごく状況が変わっていたりするからなぁ。でもこうして久しぶりに会えて(しかもアメリカで再会できて)、昔と変わらず話ができるのはうれしい。本当に。


しばらくサウサリートにいて、夕方のフェリーに乗りました(自転車ごと乗る)。
これはフェリーからサウサリートを見た景色。
フェリーはサンフランシスコのフェリーターミナルビルに着きます。


フェリーターミナルビルの中にある、ベイエリア発祥のコーヒー屋さん、
Blue Bottle Coffeeのカフェ(というかスタンド)で1日のつかれをいやす一杯。

「とも有り遠方より来たる。
また楽しからずや。」

単純に、シンプルに、
そんなことをかみしめた1日。