今朝のEL決勝、セビージャ対ローマは延長戦、PK戦になり、セビージャが優勝した。これでセビージャはEL7度目の優勝でまさにELマスターである。ELでは強いがCLでは2017/2018に準々決勝でに進んだのが最高位である。ラリーガでは4位に入るのがやっとで、そしてCLで早々と敗退。ラリーガで5位か6位になりELに出て、たまに優勝というのがセビージャのあるあるである。
しかしセビージャは今季は11位だが、来季はこれでCLに出られる。実にしぶといというか不思議なチームである。現在の監督はエチェベリアでエイバルの監督だった時期に乾を指導している。今季のメンバーはスソ、ラキテイッチとか懐かしい名前がある。
一方ローマは監督がモウリーニョ。髪の毛が真っ白になり、かなり老けたがピッチでの熱血漢は変わらない。今日の試合でもイエローカードをもらっていた。今季のメンバーにはスモーリング、ワイナルドウム、デイバラなど渋いメンツが揃っている。
セビージャはELでは強いがCLではベスト4にも入ったことはないという事実を見ても、ビッグクラブと比較して戦力が不足しているということになる。ELの場合、開催日が木曜日の夜でその結果リグ戦は日曜日にずらす。それでも中2日になるから、CL出場チームよりは常に日程的に不利になる。
それをはねのけてEL優勝7度という実績は、カップ戦に強いチームの伝統なんだろう。それでもプリメーラの優勝は1946年の1回だけなんだから、強いにか弱いのかよく分からないクラブだ。
セビージャのロゴ。