夕べのバルサ戦は2点目が入って以降は、バカバカしくなり見るのをやめた。こういうPSMというかクラブどうしの親善試合には興味がわかない。24時間滞在の弾丸ツアーで日本まで駆り出されるバルサの選手にも同情する。
さてEPLの監督には2種類ある。監督業のキャリアとしてクラブを転々とするのは当然だが、一流の監督はあくまでもエリートクラブしか行かないし、下位のクラブを残留させるだけの監督もいる。彼らが二流かどうかは別にして、エリートクラブに招かれることはない。
一流の監督とは、ペップ・グアルディオラ、アンチェロッテイ、ポッチェテイーノ、モリーニョなどだ。彼らはEPLクラブに限らずに、5大リーグならばどこにでもいく。アルテタもアーセナルでEPLを制覇できれば仲間入りできるかも知れない。ビッグクラブを指揮できるからCLなども狙える。弱いクラブに行けばCLにも出られない。ここに二流の監督たちとの格差が生まれる。
さてイングランドには下位クラブの残留請負専門のような監督もいる。代表格はサム・アラダイスだ。これまでのキャリアの中で暫定なども含めると14クラブも指揮したことがあり、2016年にはイングランド代表監督にもなっている。今季はリーズの監督だったが、降格させたので辞任。この人は監督就任、辞任がルーティンとなっている。
次に浮かぶのがデイビッド・モイーズ。エバートンを11シーズン指揮していたが、その後にマンUをやり、そこから転々とするようになった。2017年からは1年間が空くが、5シーズンに渡りウェストハムを指揮。サイドからの放り込みを好む監督。
アラダイスは次にどこに行くのか。もう68才だが、まだまだやってくれるだろう。
サムじいさん。