ポステコがセルティックからトットナムへ引き抜かれるという話はこれまでもあった。それだけトットナムの監督を引き受ける人材がいないのか、ポステコが今季は不振だが、EPLのビッグ6にいつもいるトットナムを率いるだけの格があるのか。セルティックでのスコットランドリーグ制覇で拍が付いたのか。
ポステコのことは彼がAリーグのクラブの監督をしていたころからよく知っている。2009-2012の間にブリスベン・ロアーでリーグ2連覇。そして2012はメルボルン・ヴィクトリーで1シーズン。ここまではオーストラリア人として最も成功した監督と言われた。そして2013年10月にオジェクの後任として、オーストラリア代表に就任。
2014年ブラジルWCではオランダ、チリ、スぺイン相手に3連敗。それでも負け方がよかったのか解任はされなかった。そして2015年1月の地元開催のアジアカップで優勝。韓国との決勝戦はすごかった。これでポステコの名声はいっきに高まった。
しかし2018年ロシアWCのアジア予選では最終予選でグループ3位になり、ホンジュラスとの大陸間プレーオフに回ったがなんとか勝ち切り、ロシアWC出場権を得た。しかし何を思ったか、プレーオフの2週間後に辞任。これには驚いた。せっかくWCに行けるのにどうしてやめるのか。
2017年12月には横浜マリノスの監督就任が発表された。代表監督の途中からこういう話があったのだろうが、オーストラリア代表監督よりもJクラブの監督を選んだことに驚いた。オジェクさんは浦和からオーストラリア代表だから逆のパターンだね。
マリノス、セルティックでの監督としての成績はご存じのとうりだが、ポステコは代表監督よりもクラブチームの監督に向いているのだろう。たまにしか試合がない代表監督ではなく、毎日選手を指導できるクラブのほうが好きなのだろう。
マリノス、セルティックでの優勝経験がトットナムに結びついたのかどうかはまだ分からないし、仮にトットナム監督に就任したとしても期待された結果がでなければすぐにクビになる。それならばセルティックで来季のCLの雪辱を果たしてもいいのではないか。まあ待遇面での違いもあるのかもしれない。
ポステコがトットナムに古橋、旗手、ジョッタを連れていくという話があるが、さすがにそれはないでしょう。しかしマリノスから前田と岩田を引き抜いたからまんざら与太話でもないか。
トットナムへ?