サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

レアンドロ・ダミアンの契約延長

2021-10-21 12:30:43 | 日記

川崎Fのレアンドロ・ダミアンの契約が2022年1月1日で切れるので、それを延長するのかどうかの記事が頻繁に出て来る。記事の出どころは全部ブラジルのメデイアだから、ダミアン本人からの情報なのか、代理人など周辺からの情報なのか。中東、MLSからオファーが来ていると記事に出ている。

 

フロンターレで3年目のダミアンが素晴らしい選手であることはいうまでもない。3年契約だと思うが、1シーズン目の2019年はチームにあまりフィットしなかった。このシーズンは9ゴール。ベンチスタートも多く、ダミアンほどの大物が控え扱いを我慢しているのが不思議でもあった。

 

2シーズン目からは活躍し始めてシーズン13ゴール。そして今季2021年はここまで16ゴールと安定した活躍である。ダミアンの場合は、ポスト役として周囲の選手への決定機パスも多いので、ゴール数以上のチームの貢献が大である。

 

フロンターレが2シーズンを終了して時点で契約を延長しようとしなかったのが不思議だ。コロナ禍でクラブの財政が厳しく、ネットに出ているダミアンの今季の年俸は1億円だが、これも圧縮したいのかも知れない。

 

マネーゲームになれば中東のクラブにはかなわないだろうし、年齢が32才という点が苦しいが中東からならば2,3億円は出してくるだろう。中東と比べれば日本のほうがはるかに暮らしやすいだろうが、お金のためならばなんでもできるブラジル人選手ならばそんなことは苦にしないかも知れない。いくら中東でもバリバリの活躍ができるのもあと3シーズンくらいだろう。

 

本当にフロンターレが契約を延長したいのであれば、とっくに延長しているはずだから、話の経過からしてダミアンの退団は既定路線なのだろう。あれほどのスーパーな選手がJリーグからいなくなるのは実に寂しい。


EL セルティック古橋ゴール

2021-10-20 08:27:38 | 日記

今朝のEL第3節、セルティック対フェレンツヴァロスTCで古橋が後半57分に、後方からの裏に抜ける縦パスに反応して見事なカウンターゴールを決めた。古橋らしいスピードに乗ったゴールだった。ああいうゴールを代表戦でも見せて欲しい。

 

さてセルティックはELで苦戦している。今朝の試合を含めて1勝2敗で勝ち点3。この組はレバークーゼン、べテイス、セルティック、フェレンツヴァロスTCで、セルティックはレバークーゼンとべテイスに負けている。フェレンツヴァロスTCは戦力的に最下位決定なので、2位抜けするにはレバークーゼンかべテイスのどちらかに勝たねばならない。

 

しかし第1節でアウエーでべテイスに4-3で負けた。スコアとしてはいい勝負ではあった。第2節ではホームでレバークーゼンに0-4と大敗。失点が多いのが致命的ではある。セルティックはスコットランドリーグでも5勝1分3敗で4位。スコットランドリーグなんてレンジャーズ以外には負けてはいけない2強のリーグだからすでに3敗。イマイチ乗り切れていない。

 

ポステコが監督であれば古橋を先発起用してくれるだろうが、成績不振で監督交代なんてことになれば古橋も安泰ではないし、噂される前田の獲得もなくなるだろう。古橋はここからが勝負だぞ。

セルティック公式戦で9点目。

 


EPL第8節 アーセナル対クリパレ 2-2

2021-10-19 10:22:28 | 日記

月曜日の夜の試合はどことなく間抜けな感じがする。さてインターナショナルウイーク明けの最初の試合で、富安は先発してフル出場した。結果は2-2,前半に先制したものの、逆転されて1-2と敗色濃厚だったが後半ATに追いついてドロー。

 

劇的なドローと表現できるものの、アーセナルの試合を見ていてもつまらない。フォーメーションは4-3-3、生命線は中盤の3人だろう。クリパレはこの中盤に強いプレスをかけてきた。アーセナルの2失点もボランチがボールロストして、そこからカウンターをくらった。しっかりと対応できていれば避けられた失点である。

 

アーセナルの攻撃はクリエイティブではなく、全体が後ろに重くて遅い。とにかくボールを前に運べない。サイドバックの上りも少なく、中盤も抑えられているので攻撃の起点が作れない。クリパレのアグレッシブなプレスと比較すると選手のモチベーションが感じられない。もちろん選手は一生懸命だろうが、焦っているだけに見える。

 

マイボールでもボールロストしないように丁寧にバックパスを繰り返すと、ホームのサポからブーイングが飛ぶ。とにかく見ていて面白くない。アルテタ監督は3連敗して大補強して、その後の3連勝でメンバーを固定してきた。前節、今節とふがいない引き分けが続いたので、そろそろ先発メンバーをいじるだろう。

 

富安は前節にククレジャにチンチンにされたが、この試合ではボールロストが2回あったものの守備は安定していた。そもそもマッチアップした相手の選手がそれほど強度のある選手ではなかった。しかし攻撃参加が物足りなかった。周囲との連携もあるだろうが、積極性が不足しているように見えた。

 

アヤックスのSBの選手を冬に獲得する噂もあるので、もっと攻撃に絡めるようにならなければポジションを失う可能性もある。頑張れ富安。

 

クリパレのプレスに苦しんだ富安。


シドニーでのコロナ感染の波

2021-10-18 16:05:17 | 日記

どの国でもコロナ感染の波がある。収まったかと思えばまた出て来る。シドニーのあるNSW州の感染者数を検証してみよう。

 

①2020年3月10日から5月7日ごろまで
3月10日の21人から目立ち始めて、最高値は3月28日の468人。その後ゆっくりと減少して4月26日には16人まで落ちた。その後6月16日の12人まで約2か月間は10-20人で推移。つまり3月の波は6週間だった。

 

②6月17日の23人から増えていき、8月8日に426人の最高値を記録。その後9月28日に4人まで減少。約10週間の波。

 

③9月下旬から2021年6月末まで毎日10人程度で推移。半年以上この状態だったからほぼ終息と思われた。

 

④2021年6月24日に30人を記録。ここからデルタ株が始まり、10月10日に2372人を記録。長期の厳しいロックダウンのおかげか、10月17日には266人まで減少。それでも200人以上である。このは6月末からもう4か月続いている。

 

2020年と2021年の波を追っていくと、2か月程度の波が2,3か月ごとに来る。終わったと思ってもでかい波が来ている。また冬に波が来て、春から夏は収まる。ということは現在の波は直に収まるが、来年の5月か6月以降の秋から冬に再来することが予想できる。

 

ワクチンはあてにならないと思う。現在NSW州で2回目のワクチン接種を完了した人は80%を超えたが、ワクチンの有効期限は半年程度であるので、来年早々にはまた全員が3回目の接種が必要となる。あるいは4回目かも。

 

ワクチンはあくまでも予防であるし、感染した後のコロナへの特効薬が完成されないかぎり、真のコロナ対策にはならないと思う。


Jリーグのホームタウン制撤廃記事

2021-10-17 15:49:22 | 日記

今朝というか夕べからスポニチが配信したJリーグのホームタウン制撤廃に関する記事が大炎上した。一応、見出しは「来季ホームタウン制撤廃へ」と観測時事になっているが、決まっているような断定した書き方である。

 

①創設当初からのホームタウン制という理念の撤廃

②地方クラブが首都圏の巨大スタジアムでホーム試合を開催

③都市部に下部組織をつくることもできるようになる。

④また、クラブ名にネーミングライツを認めることも検討中。

⑤早ければ今月の理事会で正式決定する。

 

これを読んだ人はどうしてJリーグは手のひら返しのようなことをするのだ。しかもサポの意見も集めずに今月中に決定とはふざけていると激怒するだろう。Jリーグに興味のない人でも驚く内容である。だって今更ながらクラブ名に親企業の冠をつけることを許すとは、読売が怒るぞ。

 

しかし、早速Jリーグの村井チェアマンが全否定。「Jクラブの営業、プロモーション、イベント等のマーケティング活動における活動エリアに関する考え方の方向性について議論しているものです」とコメントしている。

 

村井チェアマンの発言が正しければ、スポニチはとんでもない飛ばし記事を書いたことになる。日本中にクラブを創設して、ドイツやイングランドのようにフットボールが地域の文化として根付くというのが理念ではないのか。ホームタウン制がなくなれば支援している自治体も引くだろうし、デメリットのほうが大きい。

 

スポニチは飛ばし記事を誤報と認めて謝罪記事を出すべきだろう。東京スポーツじゃないんだから、いくらスポーツ新聞でも書いていいことと悪いことがあるだろうに。