サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

FREEDOM DAY

2021-10-11 19:19:15 | 日記

シドニーは今日から106日ぶりにロックダウンが緩和された。今日をFREEDOM DAYという呼ぶ。レストランはテイクアウエーのみ、小売店は食材のみ。パブもだめ、床屋もだめ、美容院もだめ、ネイルサロンは当然だめとだめだめづくしだった。今日からというのは正確に言えば、昨日の夜中の日付が変わる24時からという保健当局のお達しだったので、24時間営業の大型小売店(食材なしの日用雑貨専門店)の前には開店を待って、人々が列を作った。

 

別にセールでもなんでもないのに、夜中の24時に日用雑貨を買いに行くかね。またやはり夜中の24時からオープンするパブにも行列ができた。これは何んとなく分かる。こちらのパブには日本でいうスロットマシーンがあるので、それが大好きな人も多い。

 

やっと床屋が開いたので今週にでも行って来よう。今回の緩和はワクチンの2回接種完了者が16才以上の人口の70%をヒットしたからである。これが80%をヒットすれば人数制限などをさらに緩和してくる。さらに12月1日からはほぼロックダウンが撤廃される。

 

しかしそれでも疑問が残る。緩和はいいのだが、これで感染が拡大すればどうするのだろうか。昨日のNSW州の新規感染者は496人で、一時は1500人くらいまでいったが、それでも500人程度は出ている。

 

シンガポールはワクチンが普及したので行動制限を緩和したが感染者が再拡大している。ワクチンと感染者数はあまり相関関係はないのではないか。というか、現在使用されているワクチンは効力が低下していて、だから感染は収まらない。

 

日本はなぜか感染が収まりつつあるが、これはワクチンの効果というよりも単に感染の波の上下であり、また次の波、何とか株が出てきて感染の再拡大があるのではないだろうか。もう政府にはできることがないので、ロックダウンはもうしませんというのがシドニー、シンガポールの本音ではないだろうか。