サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

EPL第9節 アーセナル対アストンヴィラ 3-1

2021-10-23 09:53:56 | 日記

アーセナルは月曜日の夜から中3日で金曜日の夜というきつい日程である。来週の火曜日にはカップ戦があるのでこうなるのだろうが、そのせいもあるのかアルテタ監督はメンバーとフォーメーションをいじってきた。

 

前節のクリパレ戦ではふがいない試合をしたので、4-1-4-1から4-4-2に変更して、ウーデーゴーとペペをはずしてラカゼットとロコンガを起用してきた。ラカゼットは今季初先発。前節でゴールを決めてラカゼットが好調だと判断したのだろう。

 

それに応えてラカゼットはゴールはなかったものの、2トップの一角としてなかなかの活躍だった。しかし足がつったのか後半23分に自ら申し出て交代。まだトップフォームではないのかも知れない。

 

ウーデーゴーを起用した場合は、2トップというよりもやはりインサイドハーフに向いている選手なのでラカゼットよりも突破力が欠ける。しかしパスセンスに秀でた選手なので、中盤からのビルドアップには向いている。ウーデゴーとラカゼットを足して2で割ったような選手がいればいいのだろう。

 

さて富安は安定した守備で貢献。攻撃参加も多かったが、自分で持ちあがっても味方がフィニッシュまでいけるようなパスが出せない。持ちあがってサカにパス出してそれでおしまいではなく、先の展開をよくするような気の利いたパスを出して欲しい。

 

縦コースを突破していいクロスを上げるなんてそうそうできるわけでもないのだから、中盤に絡んで前線にキラーパスを出せるようなタレントになれればポジションは安泰。攻撃参加した場合は富安はおっかなびっくりしているように見えて、ボールをロストしないように慎重になりすぎている。

 

この先、ラカゼットを先発させれば2トップになるからトップ下かインサイドハーフのウーデゴーのポジションが不要となる。ウーデーゴーはサカ、ペペ、スミスローのようにサイドハーフあるいはウインガータイプではないので、トップ下ということになる。

 

ウーデーゴーはいい選手なのにトップ下しかできないと判断されるとポジションが取りにくくなる典型の選手だ。トップ下でもウイングでも2トップでもなんでもできるタイプにならないと、ビッグクラブで生き残るのは難しいのだろうね。

注目選手】マルティン・ウーデゴール|アーセナル | DAZN News 日本