月曜日の夜の試合はどことなく間抜けな感じがする。さてインターナショナルウイーク明けの最初の試合で、富安は先発してフル出場した。結果は2-2,前半に先制したものの、逆転されて1-2と敗色濃厚だったが後半ATに追いついてドロー。
劇的なドローと表現できるものの、アーセナルの試合を見ていてもつまらない。フォーメーションは4-3-3、生命線は中盤の3人だろう。クリパレはこの中盤に強いプレスをかけてきた。アーセナルの2失点もボランチがボールロストして、そこからカウンターをくらった。しっかりと対応できていれば避けられた失点である。
アーセナルの攻撃はクリエイティブではなく、全体が後ろに重くて遅い。とにかくボールを前に運べない。サイドバックの上りも少なく、中盤も抑えられているので攻撃の起点が作れない。クリパレのアグレッシブなプレスと比較すると選手のモチベーションが感じられない。もちろん選手は一生懸命だろうが、焦っているだけに見える。
マイボールでもボールロストしないように丁寧にバックパスを繰り返すと、ホームのサポからブーイングが飛ぶ。とにかく見ていて面白くない。アルテタ監督は3連敗して大補強して、その後の3連勝でメンバーを固定してきた。前節、今節とふがいない引き分けが続いたので、そろそろ先発メンバーをいじるだろう。
富安は前節にククレジャにチンチンにされたが、この試合ではボールロストが2回あったものの守備は安定していた。そもそもマッチアップした相手の選手がそれほど強度のある選手ではなかった。しかし攻撃参加が物足りなかった。周囲との連携もあるだろうが、積極性が不足しているように見えた。
アヤックスのSBの選手を冬に獲得する噂もあるので、もっと攻撃に絡めるようにならなければポジションを失う可能性もある。頑張れ富安。
クリパレのプレスに苦しんだ富安。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます