サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

EPL第7節 ブライトン対アーセナル 0-0

2021-10-03 10:44:28 | 日記

3連勝と好調なアーセナルはアウエーでブライトンと対戦したが、雨の中、大苦戦。ブライトンの決定力不足に助けられて負けてもおかしくない試合だった。富安は右SBで先発フル出場したが、マッチアップした久保の友達のククレジャにいいように突破された。

 

前半は富安のサイドを徹底的に狙われた。空中戦もドリブルでも富安はククレジャに圧倒された。ククレジャ8月末にヘタフェからブライトンに移籍したばかりで、先発はこの試合で4試合目のはず。東京五輪にも出ていたが、それほどスーパーな選手には見えなかったし、ヘタフェ時代はスペインらしい足元の技術がうまい玄人好みの選手という印象をもった。

 

富安は他にも中盤でボールロストしてピンチを招くなど、前半はいいところがなかった。こういうプレーばかりでは、後半途中から交代させられるかに思えた。後半になると右ウイングのサカがもっと富安をサポートするようになり、前半は無理にボールを奪取しようとしてかわされていたが、後半はしっかりと見て他の選手と連携してデイレイで対応したので、富安サイドはあまり抜かれなくなった。

 

前節は富安がボールを持つと、富安の攻撃参加でそこからショートカウンターを発動するようなシーンが多かった。ブライトンはこれに対処するためにククレジャで富安を抑え込んだ。こらからは富安はさらに研究されて、守備は無難にこなせるかもしれないが、攻撃参加を封鎖されることが多くなるだろうから課題は増えた。

 

しかしアーセナルは中盤でのロストが多く、前線でもボールが収まらずゴールのにおいが全くしなかった。頼みのウーデゴーが抑えられて攻撃ではいいところがなかった試合だった。

4試合目で大苦戦の冨安に現地メディアは辛口評価

ククレジャに大苦戦。