サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

川崎フロンターレの真夏のサッカー

2020-08-27 06:45:58 | 日記

夕べの神戸対川崎Fは、神戸の善戦なのか川崎が息切れしてきたのか2-2のドローだった。3点差くらいで川崎が圧勝するかと予想したが過密日程の影響か川崎の選手の動きが悪いように見えた。それでも後半30分くらいにドローに追いついた川崎はさすがだった。

 

週プレNEWSにセルジオの記事が出ていた。川崎Fの独走は必然というタイトルだ。酷暑の中では前半は抑えて後半にギアを上げる戦術が有効で、試合運びに緩急をつけられる大島、家長などタメを作られる選手をうまく使っている。そして数字では川崎の総得点34点の内、20点が後半、特にラスト15分で8点もあげている。選手の1試合平均の走行距離はJ118チーム中16位と省エネである。

 

日本の暑い夏ではただやみくもに走るサッカーではすぐにバテてしまうのは当然。試合運びと省エネ、選手のローテーションができる厚い選手層。これらがあるから川崎Fは強いというセルジオの分析である。

 

さてJ1も12試合くらい終わって3分の1を消化した。川崎Fの独走に対して他のチームも分析をしているはず。選手層は簡単には変えられないだろうが試合運びと省エネは誰でもできるはずではないか。神戸などはポゼッションが60%以上あり、ボールをもたされカウンターに走り回るだけのように見える。そろそろ他のチームも考えてくれないとJリーグがつまらなくなる。