サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

CL アタランタ対PSG

2020-08-12 08:57:54 | 日記

CLのQFのアタランタ対PSGで、PSGが終了間際の2点で2-1で逆転勝ちしてCLでは初めてのSFに進出した。PSGはCLではとことん弱くて、いつもベスト8かベスト16で敗退してきた。つまりQFは鬼門だったわけだ。ただし今季のCLはQFとSFがホーム&アウエーではなく、一発勝負だからいつもとは条件が違う。まあ、これは対戦相手も同じ条件だから仕方がない。

 

アタランタといえば、CLの決勝T1回戦の2月19日のアタランタ対バレンシア戦で、数千人のバレンシアサポがイタリアに遠征してその人たちがコロナウイルスをスペインに持ち帰って感染を拡大させたと言われている。つまりバレンシアサポがウイルスをヨーロッパ中にまき散らした可能性もある。

 

さて残りのQFは、ライプチヒ対アトレチコ、バルサ対バイエルン、マンCITY対リヨン。バルサ対バイエルンが事実上の決勝戦のようにも見える。今週中にQFが終わり、SFは来週、決勝は8月23日とポンポンと消化されていく。もちろん全試合で無観客だから、スタジアムの熱狂もないし、コレオもない。寂しい限りである。

 

鈴木武蔵のベルギー移籍のニュースが飛び込んできたが、ベルギーリーグはすでに開幕している。チームになじむまで時間がかかるだろうし、負傷上がりの武蔵君は大丈夫だろうか。


ジェイドン・サンチョ

2020-08-12 08:57:54 | 日記

日本のメデイアは久保建英で大いに盛り上がっているが、ここでは渋くドルトムントのジェイドン・サンチョを語ってみよう。ご存知のようにサンチョはマンUが以前から狙っていた。今年20才と若くイングランド代表のホープともなりえる。しかしドルトムントとの契約を2023年6月まで延長したので、しばらくはマンUには行かなくなった。

 

経歴をたどってみると、子供のころは7才からワトフォードの育成にいて14才からマンCITYの育成に所属。2017年8月にドルトムントに加入。まだ香川がいたころで、その頃のサンチョはアフロの坊やだった。それでも17才からちゃんとベンチ入りしていた。

 

注目と集めるようになったのは2017年のU-17WCで優勝したイングランドの主力だったからだ。この大会で3ゴールあげている。日本はラウンド16でイングランドあたりPKで負けている。この時の日本のメンバーは久保建英、中村敬斗、菅原由勢などがいた。

 

現在のサンチョの移籍金は100億円とか150億円とか20才の若手とは思えない金額である。サンチョのドルトムントでの公式戦の成績は2018/2019が13ゴール、19アシスト、2019/2020が20ゴール、20アシストとすばらしいが、そんな巨額の移籍金に見合う選手かどうかは疑わしい。あくまでもドルトムントがマンUに吹っ掛けた金額だろう。

 

2017年のU-17WCで中村敬斗は活躍したが、やっとベルギーのシントトロイデンにたどりついたばかりである。サンチョと比べるのは無理があるかも知れないが、短いサッカー選手寿命の中では、17才から20才くらいの3年間に大化けしないとビッグネームにはなれない。