サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

CL 決勝 バイエルン対PSG

2020-08-24 10:18:59 | 日記

バイエルンの有利を予想したが、前半はPSGが2回の決定機もありかなり接戦だった。あのどちらかを決めていればPSGは勝てたかもしれない。後半にバイエルンがコーマンのゴールで先制、PSGの攻撃は焦りばかりが目立ち、キレがなくなった。PSGは先制しなければ勝てなかった。

 

両チームの違いと言えば、チームプレーのバイエルンと個人プレーのPSGということだろう。バイエルンはトーマス・ミューラーもしっかり守備に貢献し、組織で攻める。一方のPSGはムバッペにボールを出してのショートカウンターが多い。カウンターだからスピード重視でボールがうまくつながればいいが、プレスの強いバイエルン相手では苦労する。後半にはボールがつながらなくなり、カウンターもできなくなった。

 

最終的にはバイエルンのハイプレスの勝利ということになる。前半から飛ばしても最後まで息が切れない。一人一人のデュエルの強さがバイエルンのほうが上だった。しかし選手個々のレベルを見ればさほど差があるとは思えない。この違いはどこから出てくるのだろうか。

 

バイエルンはレヴァンドフスキも含めて全員で守って全員で攻める。PSGはネイマールは守備には参加しないし、前線の3枚は守備の意識が薄い。結局これが差をつけるのだろう。

 

ネイマールは試合後に泣いていたが、PSGは何度やってもバイエルンには勝てるとは思えない。バイエルンは強かった。