2022年WCコスタリカ戦でのバックパスばかりの消極的なプレーをバックパスマシーンと批判されていた伊藤洋輝が、突如としてバイエルンミュンヘンへ51億円の移籍金、年俸10億円、4年契約で完全移籍した。いやあ、これは驚きである。
2023ー2024シーズンのシュトゥットガルトでの年俸は約4億円。2021年に加入したときは約1億8600万円。そこから3シーズン後にはなんと10億円の大台へのジャンプである。ちなみにバイエルンの選手は高額年俸ばかりで、主力選手はほとんどが20億円以上である。10億円というとチュポモテイングである。だから10億円程度なら痛くも痒くもないクラブである。さすがビッグクラブはちがう。キム・ミンジェは15、16億円程度らしい。
伊藤がドイツ国内で評価が高いことが驚きというか意外である。理由としては左利き、CBもSBもできることである。188cmの高身長、25才とまだ若い、などなど。高評価につながる点がうまく重なっている。もちろん守備の選手だから堅守であることも重要だろう。それにSBならばいいクロスがあげられること、昨今は中盤もカバーして偽SBもこなす。
今季のバイエルンが3バックと4バックの併用で、左SBと左ウイングバックはほぼアルフォンソ・デービスがほぼ鉄板だった。23才のカナダ人で、全試合先発というわけでもなかったので、伊藤は徐々に先発を増やしてレギュラーを勝ち取るしかない。それに監督がコンパニに代わったので、新戦力を含めての新しい競争になるだろう。
日本人選手初の10億円なんだから、気を入れて頑張ってほしい。
バックパスはもうしないでね。
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