サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

伊藤洋輝の移籍動向

2024-06-11 10:47:09 | 日記

シュツットガルトの伊藤洋輝へトットナムがオファーを出しているようだ。2021年6月にレンタルで移籍して、そのときは22才でBチームでプレーする予定だったが、とんとん拍子に出世して半年くらいでトップチームのレギュラーになった。これは日本人選手の中でもかなり稀有な例だろう。

 

そして今季はCBのレギュラーとして活躍して、クラブのブンデスリーガ2位に貢献して来季のCL枠を確保した。このクラブのこれまでのリーグ戦での最上位は1978から1979シーズンの2位である。それ以来の45年ぶりの好成績というわけだ。伊藤の活躍は目立ち、サウジからオファーが来たものの、トットナムという5大リーグの有名クラブからのオファーは驚きだ。伊藤の移籍金は50億円程度に設定されていて、そこまでトットナムが払うかどうかは未知数である。

 

さてクラブではモテモテの伊藤君だが、代表戦ではあまりいい印象はない。代表では左SBに起用されていて、消極的な守備しかできないというイメージが残っている。2022年カタールWCのコスタリカ戦では左SBの伊藤から、左ウイングバックへの三苫へ攻撃的なパスがなく、伊藤は「バックパスマシーン」と批判された。

 

そして2024年1月のアジアカップのQFのイラン戦では、伊藤がロングボールの空中戦に競り合わず、高身長の伊藤の存在意義が疑われた。これらの事例から伊藤にはSBとしての資質がなく、SBに起用している森保監督の采配に問題があるのだろう。CBに起用された場合は可もなく不可もなしだと思うが、代表のCBは富安と板倉が鉄板で、伊藤は町田、谷口などとバックアップだからCBとしてのボロが目立っていない。

 

それでは仮に伊藤がトットナムに移籍したとして、通用するかどうか。伊藤はCBとしてスピードがあるほうでもなく、より守備の強度、スピードが求められるSBでは通用しないだろう。だから伊藤のトットナム移籍はやめたほうがいい。

 

来季のCL、1次リーグの8試合で伊藤の守備力がどこまで通用するのかどうか見極めてからでも遅くはない。まあアジア人選手を好むポステコだからオファーが来たのかも知れないね。

 


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