サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ウーデゴールの悩み

2020-08-01 08:07:59 | 日記

現在21才のマルテイン・ウーデゴールは2015年1月に6年契約で16才でレアルマドリードに加入。その後3部で2シーズンプレーして、2017~2019の2シーズンはオランダのクラブでプレー。今季はレアルソシエダでプレーとレンタルで3クラブ目である。

 

ソシエダでは31試合に出場(29試合先発)、4ゴールとボランチの一角として主力に定着。来季はEL出場できる。この活躍をレアルマドリードが評価してソシエダとのレンタルを終了してレアルマドリードに戻したいのだが、ウーデゴールが渋っているそうだ。レアルマドリードに戻ってもモドリッチが頑張っているし、ポジション争いも激しく確実に出番が減るからだ。

 

レアルマドリードやバルサに10代で加入した選手の典型的な経緯である。レンタルを繰り返し、元のクラブに戻っても常にスーパースターがいてポジションを取れない。その結果またどこかにレンタルでたらいまわしにされて年を取っていく。これが夢に見たレアルマドリードの選手と言えるのだろうか。

 

ウーデゴールは16才でレアルマドリードと契約したが、18才で加入した久保建英と似たような経歴である。久保はレンタル1年目でマジョルカ、2年目にどこか。その時点で20才。レンタル3シーズン目のウーデゴールは21才だから、久保とほぼ同じ動きである。

 

ウーデゴールはレアルマドリードに戻っても自分の思い描く立ち位置になれる自信がないのであれば、契約が切れる22才、おそらく2021年の6月くらいに契約を延長せずに、フリーとなって他のクラブ、場合によってはビッグクラブに行ったほうがいい。

 

久保はウーデゴールの今後の動きを注視して、参考にしたほうがいい。