サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

南野ゴール、サザンプトン対チェルシー

2021-02-21 09:21:35 | 日記

夕べのサザンプトン対チェルシー戦で、南野が前半33分に先制ゴールをあげた。試合は1-1でドローだったが、サザンプトンは常に守っているだけのお寒い内容だった。南野のゴールはクールなフィニッシュでイングランドのメデイアでは絶賛されている。

 

チェルシーが70%くらいボールを保持して、サザンプトンのボールになってもすぐに奪われてしまう。チェルシーの中盤にはカンテがいて、すぐにカンテにボールを刈られてしまう。一旦ボールを持つと、前への推進力もあり、チェルシーのパス回しの中心。いい選手と知っていたが、ここまでスーパーな動きをされると相手チームは何もできない。

 

サザンプトンはとにかくボールを繋げない。すぐにロストしてしまうし、選手の個々のレベルが低いと言えばそれまでだが、ハイプレスに行っても簡単にかわされてボールを自陣のPA前まで運ばれてしまう。しかしチェルシーの攻撃が雑でサザンプトンもDFがよく耐えた。

 

南野は体がきゃしゃでフィジカルが弱い。チームメイトと比べてもその差が分かる。それをセンスとテクニックの良さでカバーしている感がある。しかしカンテと比べると、体つきはほぼ同じ。どこが違うといえば、いわゆるインテンシティが違う。小柄なカンテは当たり負けしない。このくらいのインテンシティが南野にも欲しい。

 

目に付いた選手はチェルシーのマルコス・アロンソだ。こういうセンスのある選手がサザンプトンに欲しい。もっと南野にボールが集まるようになれば南野もアロンソのようなタイプになれることでしょう。