サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

イ・ガンイン

2020-06-18 08:17:42 | 日記

バレンシアの19才の韓国人MF、イ・ガンインが今朝のレアルマドリード戦で、セルヒオ・ラモスを後ろから削って1発レッドになった。この退場の仕方が悪い。後半31分でから途中出場して、終了間際の44分で退場。わずか13分の間である。

 

タックルで削ったのならばまだ分かるが、セルヒオ・ラモスがボールを保持しているところを後方から脛の後ろあたりを3回連続で蹴っている。全くボールを狙っていない。悪質かつマナーがない。最低なプレーである。

 

イ・ガンインは久保建英と同じ年で、バレンシアのカンテラで育ったという点で久保と共通点がある。2018年のU-20WCで2ゴール4アシストと活躍して大会MVPであるゴールデンボールを受賞した。韓国の将来を背負う逸材である。

 

イ・ガンインは去年の10月19日のアトレティコ戦でも後半途中から出てきて、後半91分に、サンティアゴ・アリアスに後方からタックルを仕掛けてまさかの退場。VAR検証によって、カードの色がイエローからレッドに替わり、出場からわずか14分でピッチを去るはめになった。

 

この時は試合後のロッカールームで泣いていたと他の選手がコメントして、バレンシアの監督もイ・ガンインはまだ若いので今回は許すということで大目にみてもらった。しかしファールで退場を繰り返す愚行に年齢は関係ないだろう。ペペだってセルヒオ・ラモスだっていいおっさんになっても悪質プレーが多い。だからファールが多い選手はもう直らないのだ。

 

後半途中出場で終了間際でレッドをもらうというのは、あまりにも心証が悪い。またあいつはレッドをもらうのではないかと監督も起用をためらってしまう。いい選手なのに実にもったいない。


かくしごと最終回

2020-06-18 08:17:42 | 日記

アニメのかくしごとが最終回を迎え、母親を幼いころに失った娘と下ネタ漫画家の父親の物語は、アニメならではの突拍子のないストーリーではあるが父親の娘への愛情という一点については娘を持つ父親としては感動してしまう。

 

母親の息子への愛情と父親の娘への愛情を比べても意味はないが、娘と息子の両方を持つ父親としてはどうしても娘に重心を置いてしまう。娘のほうが第一子であるために、そうなってしまうのか。とにかく娘は可愛い。

 

さんまが自分の娘の結婚について顰蹙を買うような発言をバラエティー番組でしていた。さんまは自分の娘が結婚して、子供を産んでも離婚して自分のところにに出戻ってきて欲しいという願望があるというのだ。ずいぶんと自分勝手な考えで、女性からみれば最低の発言に思えるだろう。しかし娘を持つ父親としてはよく理解できる。

 

かくしごとの最終回の中で、貧乏アパートに引っ越すことになりぼろいアパートでごめんと娘に謝ると、「お父さんと一緒ならどこでも素敵だよ」と娘が答えた。涙がでてきそうなせりふである。

 

幸いにして筆者の娘は母親とはいつもけんかしているが、父親に対する反抗期はなかった。さんまのような自分勝手な願望はさておき、娘には結婚して子供を産んで幸せになってほしい。世の中の父親は自分の娘をいつも愛おしいのである。


オーストラリアの自動車市場

2020-06-18 08:17:42 | 日記

日本の自動車メーカーにとって、オーストラリアは北米につぐ大きな市場である。ちなみに2019年の新車販売は約100万台だった。これは2018年と比べると8%下がっている。それでも100万台は大きい。昔はトヨタ、日産、三菱、フォード、GM系列のホールデンは現地生産をしていた。しかしコストの上昇と関税の低下により、完成車輸入のほうが有利になり各社とも現地生産をストップ。

 

最も売れているブランドは毎年トヨタである。2019年にはトヨタは20万5千台を販売。新車販売のうち45.5%はSUVである。SUVは人気がある。トヨタRAV4, マツダCX5, ホンダCRV, などなどたくさんある。

 

しかし今年の2月末から新車販売が急激に落ち込み、4月は対前年比49&ダウンだった。コロナで失業者が増えて、先行き不安の中で新車を買おうという人は減った。またオーストラリアは中古車の売買も多く、中古車の値段が落ちない。筆者は2月に車を買い替えたが12年乗ったトヨタのRAV4をネットで約80万円で売った。あまり車に乗らないので12年で47000kmしか走行しなかったので、高めに売れたのだ。12年落ちで80万円は悪くない。

 

代わりに買ったのがマツダCX30である。本当はスバルXVを買いたかったのだが、家人がマツダ好きなために押し切られてしまった。家人はマツダ2に乗っている。それでも筆者は新しいものが好きなので、今年の2月に販売開始のCX30ならばとマツダを買った。前評判ではCX30はオーストラリア市場を席捲するのではないかと言われたが、コロナのために思ったようには売れていない。

 

筆者がCX30の購入申し込みをしたのが1月末で納車が2月中旬だった。あと1か月遅かったら、車は買わなかったかも知れない。フリーランスの仕事をしている家人は3月以降は仕事が激減してしまい、現在は政府の給料補償でくいつないでいる。とても車どころではなくなったのである。

 

CX30が我が家に来て以来4か月たったが、街で運転していても他に同じCX30を見かけたことがない。やはりほとんど売れていないのだろう。いい車なのにコロナの影響をもろに受けてしまって残念である。