名古屋の金崎が活動中止期間に自家用車で神奈川県の親類を訪問、その後にコロナウイルスに感染した。何をしにわざわざ名古屋から神奈川県に移動したのかは、本人の都合だから何とも言えない。しかし不要不急と言われればそれまでだし、軽率な行動だったといえる。しかし、どこにいても自宅から出れば感染のリスクはどこにでもある。
濃密な密室で麻雀を長時間しても感染しない人もいるし、満員電車で毎日通勤しても感染しない。いや感染しているのかも知れないが、感染経路不明ということになっているのだろう。つまりリスクはどこにでもあるし、感染するかしないかは運ということになる。以前、アメリカで自宅にこもり最大の感染予防をしていたおばさんが、デリバリーにきた配達員と玄関先で１０分くらいだべって、そこから感染した事例があった。これは運、不運というしかない。
問題はJリーグ再開前、再開後にチーム内で感染者がでた場合の対応だろう。Jリーグでは２週間に１回のPCR検査をする予定だそうだが、これでは不十分だろう。ブンデスリーガは試合の２日前に全員検査をしている。感染者が出た場合は該当チームは直近の次の試合はできない。EPLは感染者がでたチームは１週間の活動中止となる。どこのリーグも感染者が出てもスケジュールの影響を最小限にするわけだ。
Jリーグはどうするのか知らないが、名古屋は感染特定者と濃厚接触者は２週間の出禁となるのだが、リーグ再開後も同じ対応となるのだろう。しかし一旦感染すれば症状にもよるが２週間では終わらない。主力選手であればそのチームへの影響は大である。
このままJリーグが再開され、無事にシーズンが終了できるのかどうか心もとない限りである。そして今季を終了できても来季はすぐにやってくるのだ。