サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ニキータ・ルカヴィツヤ

2020-06-08 09:00:56 | 日記

オーストラリア代表選手にニキータ・ルカヴィツヤという32才のベテランFW選手がいる。ウクライナ生まれで14才の時にパースに移住、フットボールのキャリアはパースグローリーから始めた。正確に言えば18才から2年間をキャンベラにあるいわゆるナショナルトレセンのエリートコースにいた。

 

パースグローリーで2007-2009をすごし、その後オランダのツウェンテに移籍。ヘルタベルリン、マインツ、フランクフルトなどを渡り歩いたが、成績はぱっとしなかった。2014-2015をウエスタンシドニー・ワンダラーズでプレー。そして2015年以降はイスラエルのクラブでプレーしていて、今シーズンは20ゴールをあげた。32才という遅咲きでイスラエルでやっと活躍し始めた。

 

現在のクラブはマッカビ・ハイファというクラブでこのクラブは2002-2003シーズンにCLのグループリーグに出場したことがある。それがイスラエルの最初のCL出場クラブであった。

 

イスラエルには最上位リーグとしてイスラエル・プレミアリーグがあり、14クラブで構成されている。8月開幕、5月閉幕、H&Aの2回戦で26試合、その後にベルギーのようなプレーオフがある。優勝チームはCL、2位、3位はELの予選へ進む。もちろん本大会へのストレートインではない。

 

14クラブのうち4クラブの名前にマッカビがついている。マッカビとは古代イスラエルの英雄の名前だそうで、それを冠としてクラブ名につけているわけだ。イスラエルまでいくわけだから、フットボール選手もなかなか大変である。

 

 


週末のニュースから

2020-06-08 09:00:56 | 日記

ここ一両日できになるニュースがあった。1つ目は名古屋のランゲラックのコロナ感染。昨日日本で報道されたが、オーストラリアのニュースはやっと今朝出てきた。ランゲラックはオーストラリア代表だが、いつも控えGKだから知名度はいまひとつである。GKとしては日本でのほうが知名度があるかも知れない。これって金崎が元だよね。金崎も好き好んで感染したわけではないが、わざわざ神奈川県まで出かけて行って感染してもどってきたわけだから、批判を受けても仕方がない。名古屋はJリーグ再開に向けて出遅れてしまった。

 

2つ目のニュースはファンマ・リージョのマンCITYのアシスタントコーチ就任である。神戸を辞めた後に中国の2部クラブにいたが、そこからマンCITYに移動となった。この人の経歴を見ると2003年以降はどのクラブにも1シーズン程度しかいない。成績が芳しくなく解雇されたのかどうかは知らないが、少なくとも成績が良ければ普通は複数年定着するものだ。

 

ペップの師匠という呼び方が独り歩きしているが、リージョのインタビューを見る限り彼のサッカー哲学が難解すぎて、それが指導するチームの成績に反映されていかないのかも知れない。だって優秀な監督なのであればもっとヨーロッパのビッグクラブからオファーが来るはず。

 

スペインで指導したクラブも弱小クラブばかりだし、国外ではコロンビア、チリ、日本、中国である。はっきり言ってドさ回りばかりである。三木谷さんがペップの師匠という呼び方だけに惹かれて招聘してしまったように思える。

 

ペップの師匠がペップをボスとして補佐することになるわけだが、長続きするとは思えない。まあ今年いっぱいでしょう。