サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

中国ドラマはここがおかしい

2020-06-16 09:31:44 | 日記

最近中国の歴史ドラマをよく見るが、どのドラマにも共通してつっこみたくなる部分がある。

 

①男性にハゲがいない
時代考証により男性の髪型は違う。特に清代は辮髪。他の時代は頭頂部にお饅頭のようにして結んでいる。どの髪型も自分の毛でできるようなものではないので、当然カツラである。年寄りのカツラは白髪を多くする。どのカツラも髪の毛が多く、ほとんど多毛症である。そしてハゲ、薄毛が一切出てこない。これはどう見てもおかしい。

 

②脈だけでは妊娠は分からない
宮廷ドラマでは宮廷医師が常駐していて、彼らが妃様などを診察する。しかし医師たちは男性だけで高貴なお妃たちの体には触れられない。そのために診察は脈をとるだけ。脈から病状から極端な場合には、妊娠しているか、何か月かまで診断してしまう。これっておかしいでしょう。漢方医は昔から脈取りだけでなんでもできたのだろうか。

 

③家族間の名前の呼び方
現在見ている「明蘭」という宋代の官吏の娘が主人公のドラマでは、兄弟姉妹が全部で6人いる。主人公が末っ子で、上の兄弟たちを名前だけでなくかなり変わった呼び方をする。一兄、ニ姉、三兄、四姉、五姉といったかんじである。長男からみればこの逆の呼び方になる。二妹、三弟、四妹、五妹、六妹である。

 

使用人たちもこれにならって呼ぶ。たとえば一若様、二お嬢様といったかんじである。しかし日本語字幕ではすべて名前で統一されている。英語字幕版をみると、6th SIsterなどと出ているので原作に沿って訳されている。分かりにくいので名前で統一しているのだろうが、もっと原作を尊重して欲しい。