サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

ブンデスの日本人選手の動向

2020-06-22 12:25:07 | 日記

ブンデス1部、2部とも無事に再開して34節の内、残りは最終節のみとなった。再開してから毎週2試合ずつこなしているために、試合数が多いなあと感じているうちに、もう最終節を残すだけとなりいやにあっさりしている。ドイツでこのようにできるのだから、オランダ、ベルギー、フランスでもできたのではないか。まあこればっかりは仕方がない。

 

さてドイツでプレーしている選手も少なくなったが、それでも1部、2部にいる彼らのクラブの動向をまとみてみよう。以前だったら10人以上いて、大津と槙野がいたなんて信じられないことだ。

 

ブンデス1部にはフランクフルトに長谷部と鎌田。フランクフルトは勝ち点42の9位。もうELに行けることもないので、最終節の結果は関係ない。そしてブレーメンには大迫。ブレーメンは勝ち点28で降格圏内の17位。16位のデユッセルドルフとの差は勝ち点2だから、最終節でブレーメンが勝ち、デユッセルドルフが負ければひっくり返る可能性はある。

 

最終節はブレーメンはケルンと、デユッセルドルフはウ二オン・ベルリンと対戦する。どう転ぶかは誰にも分からないが、他力本願の昇降格はいやだなあ。ブレーメンはとにかく勝つのみ。

 

ブンデス2部にはハノーファーに原口がいる。ハノーファーは7位だから来季も2部。原口は退団しないかぎり2部のまま。シュトゥットガルトには遠藤がいる。シュトゥットガルトは現在2位で、3位との差は勝ち点3だが、最終節で追いつかれる可能性はある。しかし得失点差はシュトゥットガルトのほうが有利なので、シュトゥットガルトの来季昇格は決定である。

 

この結果、来季のブンデス1部には長谷部、鎌田、遠藤の3人が残る。誰か他の選手が移籍してくれば話は別。しかし今オフの移籍市場は冷え込むだろうからすでにヨーロッパでプレーしている選手ではなく、日本から日本人選手を獲得しようとする選手は少ないだろう。