サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

C組 韓国対フィリピン 1-0、D組 イラン対イエメン 5-0

2019-01-07 23:50:48 | 日記
相手がフィリピンならば5-0くらい勝って当然と期待される。初戦の難しさはあるだろうがそれでも圧勝しなければ監督、選手、サポも不安になってくる。韓国もイランも相手は最弱だったが、対照的な試合だった。


韓国は70%以上でボールを支配したがフィリピンの粘り強り守備とカウンターに苦しんだ。とくにフィリピンの攻撃の選手はドリブルが上手くて、チャンスは少なかったが観客を楽しませてくれた。フィジカルでは韓国に劣るがもっと戦術が洗練されてくれば、タイ、ベトナムよりも強くなれる。


韓国は圧勝にこだわり、それが焦りにつながったのか冴えない攻撃だった。ソンフンミン頼みが露呈し、ファン・ウイジョのゴールがなければ引き分けもありえた。フィジカルの強い選手が多いわりにはチーム全体としての縦への突破力不足を感じる。2戦目以降でどう立て直すか。


イラン対イエメンはイランが5-0で圧勝。イランはスピード、フィジカル、玉際の強さ、パスワーク、個々の選手のハードワークなどここまで見たチームの中でベストである。相手がイエメンだったことを差し引いても日本がイランに勝てる可能性は50%もないだろう。イラン強し。というかイエメンはお粗末なGKといい、あまりにも弱かった。


マリノスの中澤の現役引退が発表された。J2、J3のクラブにいけばまだまだやれるようにも思えるが本人は引退を選んだ。お疲れ様でした。


意外だったニュースは鹿島の西の神戸移籍と神戸の藤田のセレッソ大阪移籍である。年俸などの条件が分からないのでなんともいえないが、西はこのまま鹿島で引退するまでプレーするのかと思っていた。


藤田は山口蛍とトレードする格好になってしまった。どちらの選手がよりハッピーになるのだろうか。

C組 中国対キルギス 2-1

2019-01-07 23:50:48 | 日記
前半はキルギスが3バックの中国のサイドの裏をうまくつき、キルギスが先制。中国は寄せが甘くいいところがなかった。しかし後半に中国が修正してきて反撃。


後半50分にキルギスのGKがハイボール処理をミスしてOGで1-1.ここから中国が盛り返して78分に勝ちこして2-1で逆転勝ち。


キルギスはマイボールなのにトラップが大きくなってギフトボールとなりピンチを招いたり、中盤とCBのポジショニングが悪く、そこから簡単に裏を取られるケースが多かった。前半のサッカーを続けていれば勝てるチャンスもあっただけに、GKの凡ミスからの失点は残念。


中国がそんなに強いとは思えないが、キルギスがアジアカップに出てくるのは10年早いようにも思えた。

A組 タイ対インド 1-4、B組 シリア対パレスチナ 0-0

2019-01-07 14:25:57 | 日記
KAYO SPORTSというオーストラリアで放送されているfoxtelとBEIN SPORTSを網羅したストリーミングサイトを見つけた。月額$25でライブもオンデマンドもあるというすぐれものである。オンデマンドでのRE PLAYも4,5時間でアップされている。これで夜中まで起きている必要がなくなった。このサイトはfoxtelが運営しているので違法ではないが、有料tvよりも格安であるからどこまで継続されるかは未知。


さてA組はUAE対バーレーンがドローだったため、タイ対インドの勝者はトップに出られる。世界ランクはともかくとしてJリーガーを3人も擁して実力はあきらかにタイのほうが上だった。しかしインドのアグレッシブなプレスと気迫にタイは大苦戦。前半は1-1だったが、後半はタイが失速して3失点して4-1でインドが圧勝した。


今大会の参加国の中でインドが最弱だと思っていたが戦術、個々のスキルはともかくとしてインドは強かった。あれで戦術が洗練されればもっと強くなれる。チャナテイップは前線でアクセントを付けようと頑張っていたが、インドの寄せの強さにつぶされてしまった。


B組はシリア対パレスチナが0-0で引き分けた。オーストラリアがヨルダンに負けるという波乱が起きてこの組は混戦となるだろうから、シリアもパレスチナも勝ち点3が欲しかった。パレスチナって前回大会に日本に4-0で負けている。


試合はシリアがボールを支配したがお互いにボールロスト、ギフトパスが多く、攻守の切り替わりがやたらと早い。弱いチームどうしの試合はこういう試合が多くなる。シリアはロシアワールドカップ予選のプレーオフ2試合に負けている。次節はヨルダン対シリアだからヨルダンが勝てば1位抜けも見えてくる。


B組 オーストラリア対ヨルダン 0-1 大波乱

2019-01-07 00:00:26 | 日記
オーストラリアを徹底研究してこの試合に賭けてきたかのようなヨルダン。オーストラリアはなめてかかったわけではないだろうが、1次リーグをコンデイション調整にしてきたかのような試合の入り方だった。しかしそれではアジアは戦えない。アジアカップをなめてはいけなかった。


オーストラリアが70%以上のポゼッションでヨルダンが引いて守る。前半はヨルダンのカウンターとデザインされたセットプレー。オーストラリアは攻めあぐねたがまあそのうちに何とかなるだろうという感じだったが、26分にヨルダンがショートコーナーから先制というまさかの展開。


後半はオーストラリアが修正してきて、ボールを速く回しサイド経由でマイナスのパスからシュートでヨルダンを揺さぶり、シュートを雨あられと打ったが、決まらない。ヨルダンは足を攣る選手が続出したが集中力を維持して1点差で逃げ切った。


前回王者のオーストラリアがまさかの敗戦。このグループはシリア、パレスチナだからヨルダンがこのまま3連勝するのか、混戦になるのか。オーストラリアの1位抜けはかなり怪しくなってきた。まさか1次リーグ敗退なんてないよね。