サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

B組 オーストラリア対シリア 3-2、ヨルダン対パレスチナ 0-0

2019-01-16 10:15:39 | 日記
シリア相手なら余裕に勝てるはずのオーストラリアは第2戦と比べて2,3人代えただけで、ほぼベストメンバーで臨んだ。シリアはこの試合に勝たなければ決勝Tには進めないので前半からかなり飛ばしてきた。前半は思わぬシリアの攻勢でオーストラリアが苦戦したが、それでも41分には黒人選手のマビルのスーパーなミドルシュートが決まりオーストラリアが先制。


しかし43分には左サイドからのクロスにオーストラリアのCBがボールウオッチャーになってしまい、シリアのFWのヘッドで1-1の同点になった。さほど難しいクロスには見えなかったのでオーストラリアはサイドからのクロスに弱点があると見た。


後半になると54分にシリアのCBの凡ミスでオーストラリアが勝ち越し。このまま2-1でオーストラリアが逃げ切らなければいけないはずだが、80分にシリアにPKを献上して2-2になった。


このPKはどうみてもPKを取られるようなプレーではなかったが伏線があった。その5分くらい前にミリガンがPA内でトラップミスで明らかなハンドをしたが、メキシコ人の主審はそれを取らなかった。シリアの選手の猛抗議もあったが当然だめなものはだめ。


しかしその後にどこがファールなのか分からないプレーでこの主審は辻褄を合わせるようにシリアにPKを与えた。それもプレーからすぐに笛をふくわけではなく5秒くらい間があった。どうみてもPKにしようかどうか躊躇したように見えた。


その後シリアは前掛かりになりすぎて93分に失点してオーストラリアが3-2で勝ち切った。シリア相手に大苦戦のオーストラリアは決して絶好調というわけでもなく、仮に日本がベスト16で対戦してもさほど怖くないと思う。しかしオーストラリアは決勝Tまで中5日もあるので中3日の日本よりも有利だろう。


裏試合のヨルダン対パレスチナは0-0だったが、シリアが負けたためにパレスチナは2分1敗で勝ち点2で3位。得点0でも3位になれた。A組のバーレーンが勝ち点4でほぼ決勝Tに進めるので3位抜けの枠はあと3つ。C,D,E,Fの3,4位は全部勝ち点0どうしの対決となる。この4試合のうち2試合が引き分けだったら勝ち点1どまりだから、なんとパレスチナはベスト16に進めるのである。