サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

D組 ベトナム対イラン 0-2

2019-01-12 23:53:11 | 日記
イランが2-0でベトナムに快勝して2連勝。これで勝ち点6、2試合で7得点、失点0と絶好調のように見える。ただイエメン、ベトナムと相手が弱いので眉唾だが、それでもイランが強いことにはかわりない。1トップのサルダル・アズムンは2試合で3ゴールと決定力がある。かなり怖いFWである。


ベトナムはフィジカルが弱く、すぐにボールを取られてしまう。パスミスも多くギフトパスが多い。このようなチームが勝つにはボールを速くワンタッチで回していくしかないが、そもそもワンタッチで回せないし、トラップも下手である。


フィジカルが弱いという点ではベトナム、フィリピン、タイが似ている。タイはチャナテイップがとびぬけてスピードとパスが上手いので際立つ。一人いるだけでかなり違ってくる。


フィジカルの強い中東のチームではイランとサウジが似ている。背が高くがたいのいい選手ばかりである。パス回しも早い。イランとサウジの差はイランにはアズムン、デヤガなど決定力のあるFWがいることだ。ベトナムがイラン、サウジなどに勝つためにはせめて中国のようなフィジカルが必要だろう。しかしベトナム人の身長が急に伸びるわけではないのでせめてトラップが完璧なワンタッチパスができるようにならないとだめだ。

C組 フィリピン対中国 0-3、キルギス対韓国 0-1

2019-01-12 14:47:58 | 日記
フィリピンは中国のアグレッシブでフィジカルの強いサッカーにねじ伏せられた。フィリピンは身長の低い選手が多く、ハイボール処理、ゴール前の空中戦にまったく勝てない。中国も雑な攻撃だったが、それでも3ゴールでフィリピンを圧倒。


フィリピンはもっとサイドを広く使い、ボールを速く回して相手のフィジカルをかわすサッカーをすればいいと思うのだが、スペースのないところにパスを出していく。それだけロングボールの精度に自信がないからだろうが、これではがたいのいいチームには勝てない。


韓国はキルギス相手に決定機を山のように作り、5,6点取ってもおかしくない試合だった。枠とあてたりがら空きのゴールへのシュートをはずしたりとわざとゴールしないようにしているようだった。キルギスは少ないながらも決定機が2回あり、そのうち1回でも決めていればドローにできた。


キルギスはあまりにもギフトパスが多く、お粗末なサッカーを展開した。このレベルで参加しても未来永劫勝てないでしょう。その相手に1点どまりの韓国も情けない。これでソンフンミンが加われば劇的に改善されるのだろうか。


これで中国と韓国が勝ち点6で並んで第3節で対決。得失点差では中国のほうが上だから引き分けでは中国が1位抜けとなる。2位抜けではベスト8でおそらくイランとあたるので、韓国としてはそれは避けたいところだろう。