サッカールーの何でもござれ パート2

シドニー在住者のサッカーについてのざれごとです。

大坂なおみ 記者会見

2019-01-27 16:42:45 | 日記
筆者はテニスの試合を見るのは好きではない。時間がかかりすぎるからである。接戦であれば1セットに1時間弱かかるフルセットであれば女子なら3時間、男子なら5時間もかかる。一番嫌なことは試合が終わるまで結果がはっきりしないことだ。あと1ポイントとれば勝ちというゲームでも、突然ダブルフォールトかなにかがきっかけで大逆転負けすることもある。見ていて心臓に悪い。


とはいえ昨日のオーストラリア・オープンの女子決勝は第2セットからテレビで見た。第1セットはまあどうでもいいので第2セットからで十分である。試合結果はご存知のように2-1で大坂なおみが初優勝した。


こちらのテレビでは表彰式の直後にスタジアムの特設スタジオに大坂選手を呼んでインタビューが行われた。記者会見の前のインタビューであるから大坂選手もまだ興奮冷めやらぬ状態である。MCの他に聞き手はかつてのグランドスラム覇者のジム・クーリエである。


試合途中でメンタルダウンしそうになったがそれをどのように克服したのか、世界ランク1位になった感想、1年間で世界ランク72位から1位に急上昇できた理由、2020年東京五輪への参加などなど盛りだくさんの質問に対して、大坂選手はそつなく答えていた。


その後に公式記者会見もあり、世界中のテニス記者からの様々な質問に答えた。大坂選手の公式記者会見ではいつも最後のほうに日本人記者から日本語で質問が出る。それを通訳さん経由で大坂選手が答える。この瞬間の場のしらけた雰囲気。外国人記者はなんで日本人は英語で質問しないのかと疑念というか蔑視している。


今朝日本人記者向けの記者会見があったようだが、一人の記者が大坂選手に日本語で答えて欲しいと要求した。それに対して大坂選手は英語で答えた。当たり前である。彼女は日本語が苦手なのだ。


海外に取材に来ているのであれば英語ができる記者は派遣すべきだろう。日本語ができない選手に日本語で返答させようとする姿勢は愚の骨頂である。