実戦での練習不足や楢崎、藤田、本田、スピラールら主力選手の不在もあり、引き分けで十分と思っていたが名古屋が３得点・・・。試合前の私の予想ではＣ大阪の得点のはず？だった。試合内容はというと昨年のような意味不明な横パスやバックパスが減って、明らかに前へ攻める意識は感じられる。ただ、昨日はＣ大阪対策のためにロングボールを多用したこともあり、期待していたパスサッカーはあまり見られなかったが、それでもピッチをワイドに使うという姿勢は随所に見せてくれた。攻撃ではサイドにボールを運ぶまではいいが、ゴール前に入ってくる選手がいないという練習試合でも見られたシーンがあり、まだ問題はありそうだ。守備については完全に破綻することなくほぼ機能していたし、ＣＢで先発を果たした深津も合格点をあげていいのではないか。深津以外にもアシストを決めた片山やファインセーブをみせた川島も結果を出したことで、楢崎や藤田や本田も気が気ではないかもしれない。また後半有村との交代で出場し、片山とのコンビネーションプレーを披露した阿部も今後が楽しみだ。いただけないのは毎度お馴染みとなった？試合開始直後と終了直前の危険な時間帯での失点だろうか。セットプレーでのゾーンディフェンスについてはもう少し様子を見たいと思う。最後に、開幕絶望といわれていた秋田が出場はなかったものの、きっちりサブメンバーに入っているのはさすがです。
追記：エキスポビジョンの工事により電光掲示板が使えず、自由席から確認できるのはピッチレベルに置かれた得点板のみ。相手チームの交代選手やロスタイムが全く分からなかったのはやはり不便だ。工事が完了するという７月まで我慢するしかないのだろうか。
