赤鯱にこんがらがって

再び真の強豪クラブを目指す名古屋グランパス・・・
J1、そしてアジアの頂点を目指すべく共に戦おう!!

いよいよ開幕・・・

2006年03月03日 | 名古屋グランパス

後輩:しぇ、しぇ、しぇんぱーい!いよいよJリーグ開幕っすね。今年の名古屋は監督も変わったし、なんてったってあの玉田が来てくれたのは心強いっすよ。今年こそはタイトルをせめて1つはとってほしいなぁ。
しぇんぱい:お前はいつも能天気だな。ホントその性格が羨ましいよ。言っとくけど今年の名古屋も間違いなく苦しいシーズンになるぞ。クラブ首脳陣もセフ監督も就任会見の席で「優勝」という言葉は使わなかったように、どうやら長期的な視野でチーム作りをするみたいだからな。背番号9の選手をあえてとらなかったのもそれを証明してるよ。それにゼロからのチーム作りが、たった2ヶ月でできるわけないだろ。現に練習試合を見ても、まだまだチームの完成には程遠い状態だもんな。
後輩:やだなぁ、先輩。始まる前から結論出しちゃってどうするんすか。そんな後ろ向きの考えばっかしてるから髪の毛が寂しくなるんすよ。確かに結果はでてないし、主力選手は怪我でまともな練習はできてないけど、監督の意図するピッチをワイドに使う戦術は浸透してきてるし、ミーティングもいっぱいやってるっていうじゃないですか。
しぇんぱい:ピッチをワイドに使ってミーティングもたくさんやって優勝できるんだったら、どのチームだってやってるよ。そりゃ、俺だって名古屋が優勝してくれれば嬉しいけどさ。おまえもこれまでの名古屋を見てきてよく分かってるだろ?今の名古屋は優勝争いさえできない中堅ちょい下クラブだって。
後輩:まあ、本当の意味で優勝争いをしたのは1996年くらいですかね・・・。
しぇんぱい:優勝争いどころか、チーム作りがまともに出来たことさえないんじゃないか。クラブの方向性にも一貫性が感じられないし、なによりもクラブ首脳陣にサッカーを愛している人間がどれだけいるのかって話だよ。
後輩:ボロクソっすね。何もそこまで言わなくてもいいんじゃないですか
しぇんぱい:だけど、そろそろ本当にクラブもサポーターも考えを改めて、立て直さないと永久にこのまんまだぜ、名古屋は。
後輩:で、先輩としてはどうなると思ってるんすか?今年は。
しぇんぱい:だから、苦労するって言ってるだろ。もしかしたら去年同様、降格争いだってするかもな。俺はもう覚悟できてるけど。
後輩:それだけは勘弁してくださいよ。
しぇんぱい:でも、その試合が希望を感じさせてくれる内容だったら許せないか?俺は3年だったら待ってもいいと思ってるけどね。例え優勝争いさえできなくても、外国人選手や大型補強だけに頼らずに、ユースの選手も大切に育てて一貫したチーム作りができるようになるまで。
後輩:なんか地味な考えで盛り下がるなぁ・・・。じゃあ開幕戦もあまり期待しない方がいいってことですかねぇ。チケットも余裕で残ってるみたいだし。プレシーズンマッチもあんなことになっちゃって、チームも選手もぶっつけ本番の試合だし、ここにきて大森や角田もダメっていうじゃないですか。
しぇんぱい:でも、やっぱりホーム開幕戦はなんとか勝ってもらいたいよな。
後輩:はぁ?なんすか、それ。
しぇんぱい:開幕戦は久しぶりに家族3世代で観戦するんで、どちらかというとグランパスエイトより中日ドラゴンズファンの親父を退屈させないためにも勝ってほしいんだけどな。
後輩:先輩こそ言ってることが一貫してないっすよ。
しぇんぱい:お前はあの美人の彼女と一緒に観戦か?
後輩:そ、それが・・・。先週、別れちゃいまして・・・。
しぇんぱい:スマン・・・悪かった。

以上、非常にベタな展開でおとどけしたある2人の会話でした。登場人物及び内容は一部を除いてフィクションです。


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