バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

雌のクローン犬誕生に成功  ソウル大獣医学部チーム

2006年12月18日 | NEWSクリッピング
 【ソウル18日共同】韓国紙、朝鮮日報は18日、ソウル大獣医学部の研究チームが世界で初めて、雌犬のクローン犬を誕生させるのに成功したと報じた。
 同紙によると、同チームは成長した雌犬の耳から取った細胞を基にして「ボナ」という名前の雌犬のクローン犬を6月18日に誕生させた。 京都新聞2006-12-18

◇メスのクローン犬が誕生 ソウル大チーム【写真】
 ソウル(AP) ソウル大獣医学部の李柄千教授は18日、メスのクローン犬「ボナ」(アフガンハウンド)を誕生させるのに成功したと発表した。 CNNニュース2006.12.18

京大再生医科研、免疫拒絶反応制御のES細胞開発へ

2006年12月18日 | 創薬 生化学 薬理学
 京都大学再生医科学研究所は、国内で初めてヒト体細胞との細胞融合により免疫拒絶反応を人工制御させるヒト胚性幹(ES)細胞開発を近くスタートさせる。京大が樹立したヒトES細胞を使い、融合細胞があらゆる細胞に分化する万能性を得るための核の再プログラム化(初期化)や拒絶反応に関連する遺伝子が発現しないように改変する処理技術などを確立する。体細胞との組み合わせにより拒絶反応のないES細胞が開発されれば、倫理上問題になっているクローン胚を作製しなくとも難治性疾患患者からの研究モデル細胞の作製や医療の基礎研究に利用できることになり、再生医療分野進展の切り札にもなりそうだ。化学工業日報2006年12月18日

宇宙キムチプロジェクトが本格稼動

2006年12月18日 | 菌類 細菌
原子力研とロシア生医学研究所(IBMP)が宇宙生活支援システム協力で合意

韓国原子力研究所(所長 パク·チャンギュ)はロシア連邦国立科学センター(SSCRF; State Scientific Center of the Russian Federation)傘下の生医学研究所(IBMP; Institute of Biomedical Problems of the Russian Academy of Sciences)と宇宙食品や宇宙環境対応システムなど宇宙生活支援システム開発全般にわたり協力することに合意し、12月14日に了解覚書を締結した。おはよう大徳(韓国)2006-12-15

栄養機能食品とは?

2006年12月18日 | 医療 医薬 健康
 栄養機能食品とは、高齢化やライフスタイルの変化等により、通常の食生活を行うことが難しく1日に必要な栄養成分を取れない場合に、その補給・補完のために利用してもらうための食品です。

 1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量が、国が定めた上・下限値の規格基準に適合している場合、その栄養成分の機能の表示ができます。機能の表示と併せて、定められた注意事項等を適正に表示しなければなりませんが、国への許可申請や届出は必要ありません。 食品衛生の窓

魚肉ソーセージ、健康食品に“脱皮” 医師が治療効果実証

2006年12月18日 | NEWSクリッピング
マルハの「リサーラ」は、健康食品としての魚肉ソーセージの認知度を高めた

 成熟市場の魚肉ソーセージ業界が「健康」を合い言葉に勢いづいている。中性脂肪を減らすマルハの「DHA(ドコサヘキサエン酸)入りリサーラ」に加え、9月には日本水産が「コラーゲン入りソーセージ」を発売。来年3月には丸大食品がサプリメント成分配合の「アルファーメイト」を投入する。健康効果を高く評価する専門家の研究も追い風に、長年の“代替商品”から健康食品として魚肉ソーセージが見直されつつある。 FujiSankei Business i. 2006/12/18


新規な胆汁酸変換微生物及び胆汁酸の製造法

2006年12月18日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP97/00937 国際出願日 : 1997年3月21日
国際公開番号 : WO97/36997 国際公開日 : 1997年10月9日
出願人 : 東京田辺製薬株式会社 発明者 : 岡村 秋雄 外1名

発明の名称 : 新規な胆汁酸変換微生物及び胆汁酸の製造法

7位無置換胆汁酸に7β-水酸基を導入する能力を有する微生物。そして、当該微生物を、7位無置換胆汁酸と接触させることにより、7β-水酸基を有する胆汁酸に変換させることを特徴とする製造方法。本発明によれば、利胆剤として有用なウルソデオキシコール酸又はその製造中間体を効率よく製造することができる。

ヒト脂肪組織の不滅化された細胞株、該細胞株の調製方法

2006年12月18日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平8-532226 出願日 : 1996年4月25日
公表番号 : 特許公表平11-505414 公表日 : 1999年5月21日
出願人 : サーントル・ナショナル・ドゥ・ラ・ルシェルシュ・シアンティフィク-シーエヌアールエス 発明者 : ストロスベール,アルチュール・ドニー 外1名

発明の名称 : ヒト脂肪組織の不滅化された細胞株、該細胞株の調製方法及びその使用方法

ヒト脂肪組織からの不滅化された細胞株、これらの細胞株を調製する方法、及びそれらを、新陳代謝の生理・病理学的研究、特に肥満症や糖尿病の研究モデルとして、肥満症や糖尿病等の新陳代謝障害に関連した疾患状態の治療薬剤の開発の道具として、また薬剤として適用する。細胞株は、ウイルス発癌遺伝子を不滅化する少なくとも一つの断片及び前記ウイルス発癌遺伝子のプロモータとヒトビメンチン遺伝子調節領域断片とを含む群から選ばれた少なくとも一つのプロモータを含む核酸を含むプレ脂肪細胞から形成される。細胞株は、β1-及びβ2-アドレナリン作動性レセプタ、脱共役タンパク質(UCP)、グルコース輸送体のGlut1及びGlut4、並びにリポタンパク質リパーゼ(LPL)の少なくとも一つのタンパク質を発現する。細胞株は、脂肪を生成し、更にOb遺伝子の発現産物の他に、α2A-及びβ3-アドレナリン作動性レセプタも発現し、前記不滅化されたプレ脂肪細胞に関して逆の割合のGlut4/Glut1を有する成熟脂肪細胞に変換され得る。

新規α-フコシダーゼ

2006年12月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平9-308080 出願日 : 1997年10月23日
公開番号 : 特許公開平11-123075 公開日 : 1999年5月11日
出願人 : 明治乳業株式会社 発明者 : 鯵坂 勝美 外1名

発明の名称 : 新規α-フコシダーゼ

【構成】 本発明は有機溶媒に対し安定で、Fucα1-3GlcおよびFucα1-3GlcNAcを選択的に合成する作用を有するペニシリウム属(Penicillium)由来のα-フコシダーゼおよび、フコシルオリゴ糖またはフコース誘導体と糖またはアルコールとを含有する水溶液で、本発明のα-フコシダーゼによる酵素反応を行わせしめて、α1-3フコシド結合を有する糖質を製造する方法である。
【効果】 本発明の製造方法によって得られる化合物は、Fucα1-3GlcおよびFucα1-3GlcNAcなどのα1-3フコシド結合を有する糖質であり、複合糖質の合成原料として有用である。


オリゴヒアルロン酸もしくはその塩の製造法

2006年12月18日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平9-308034 出願日 : 1997年10月22日
公開番号 : 特許公開平11-124401 公開日 : 1999年5月11日
出願人 : チッソ株式会社 発明者 : 佐藤 郁夫

発明の名称 : オリゴヒアルロン酸もしくはその塩の製造法

【課題】従来の方法に比べて遥かに単純な工程でかつ安価に純度の高い分子量1万以下のオリゴヒアルロン酸(塩)を容易に製造する方法を提供する。
【解決手段】ヒアルロン酸(塩)の水溶液に、ヒアルロン酸(塩)分解酵素を添加して温度5℃~50℃で該ヒアルロン酸(塩)を分解した後、分画分子量1万以下の限外ろ過膜を用いて分解酵素と該分子量1万以下のオリゴヒアルロン酸(塩)を分離し、該オリゴヒアルロン酸(塩)の水溶液に、0.3モル/リットル以上になるように塩化ナトリウムもしくは酢酸ナトリウムを添加し、その後オリゴヒアルロン酸(塩)の水溶液の5~10倍容量のエタノール等の貧溶媒に、該オリゴヒアルロン酸(塩)の水溶液を添加して晶析することにより、高純度オリゴヒアルロン酸(塩)を製造する。


病原性微生物の検出方法

2006年12月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平9-327008 出願日 : 1997年11月11日
公開番号 : 特許公開平11-142409 公開日 : 1999年5月28日
出願人 : 株式会社東洋紡ジーンアナリシス 発明者 : 上田 剛三 外5名

発明の名称 : 病原性微生物の検出方法

【課題】 血液等の臨床試料から、高感度かつ、特異的に広範囲の病原性微生物、特に病原性真菌を検出する方法ならびにそのための試薬の提供。
【解決手段】 (1)病原性微生物に対して特異的親和性を有する物質を固相担体に結合した不溶性固相担体に、病原性微生物を含む試料を接触させて、該病原性微生物を捕捉させ、(2)不溶性固相担体を液相から分離した後、該不溶性固相担体に捕捉された病原性微生物から遺伝子を単離させ、(3)該遺伝子を増幅させ、次いで、(4)増幅された遺伝子を検出することを特徴とする病原性微生物の検出方法ならびに該方法に使用する試薬。