ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

大ボスの愛情

2006-08-25 23:57:07 | 身体のこと
今日は環境にいいことをする日。
当然ネタのない私たちは
my car通勤をしないことにした。


電車通勤。駅に向かう。
切符を買う。
買って振り向いたら、
大ボスがコンビニから
出てくるのを目撃してしまう。

「ら族さん。また電車通勤するの?

げげげ。。。。
見つかってしまった。
こんなに早く遭遇するなんて。。
別の車両でいこうとおもっていたのに。

もう、逃亡は許されない。
よって、電車も大ボスのとなりにすわり、
会社までご同行することになった。


電車から降りる。日傘を差して歩く。
今日は気分も良く、歩いてよかった
思った瞬間。

「ら族さん。
そんなに汗をかいて大丈夫?
歩くの無理じゃないのか?」

と大ボスがいう。

汗がでないもんなの

そこからは大ボスの説教が始まる。
「調子が悪いといって止めればいいのに。
普通の体とちがうんだから
まじめというのか要領がわるいというのか、
そんなことをしていたら
倒れるぞ。etc」
これが会社まで延々と続いた。

会社の父の愛情はうれしいが、
だんたん反論もいえなくなる。
相槌さえもいえなくなる。
いっていると汗が余計に出てくるような気がして。


確かに透析の翌日で
ドライまで体重を持っていって
寝汗をかくとなおさら引けてしまう。
そんななかで歩いて汗を書くのは無謀かもしれない。
汗がでてくる=血管が開くとなると
余計に血圧も下がってくる。
血圧が下がれば心臓に負担がかかり、
汗がなおさら出てくる。
悪循環。

歩きなれてくれば、
事前に水分の採る量がわかったり、
汗が出にくくなる。
それまでは「やってみないとわからない」状態。
それに、体調の悪さは他の人にはわからないし、
「やってみないとわからない」状態で止めてしまうのは
周りに対して説得性がないので風当たりがきつい。
だから本当に座っているのも辛い状態なら、
「体調が悪かった」といえるかもしれないが、
それ以外だといえない。


大ボス、だったら、
「一緒に歩いていてわかった。
ら族には無理だ
この企画からら族をはずすように」と
小ボスにいってくれたら、
どんなに楽か。。


帰宅時、大ボスの後姿をみた。
帰りまで説教をきいてはたまらないと
電車を一本遅らせた。


大ボスの父の愛情をうまく生かすことができない。
コメント
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