今日は、私の縄張りである府中の「郷土の森博物館」に行ってこんなものをみつけた。
本当は、川崎に進出しようと思って、生田緑地に行ってみたのだが、東口駐車場は満車で、空き待ちの列が長く続いていたので、あきらめて、府中に向かった。府中と言えば是政橋を眺めたいところだが、今日は天気が悪くて見栄えがしないので、橋を見に行くのはやめた。
ところで、最近読んだ小説「阪急電車」の中、折り返しての「仁川駅」のところで、“わらび”が出てくる。電車の車窓から傾斜地にワラビが生えているのを美帆が示し、圭一に春になったら取りに行きたいと話すシーンがあるのだ。圭一はあぶないからダメだというが、美帆はワラビを取りたい気持ちが強い。このときは冬で、ワラビは枯れ草になっている。
ここで、一般に料理になっている「わらび」のシダがわかる人は、田舎出身者に限ることが言及されている。
で、私が府中でワラビを発見したのも、ほかならぬ田舎出身者であるからである。
それに、阪急電車のわらびのシーンを読んだばかりだったので、これを見つけた喜びは大きかった。
こういうものがあるということは、絶対に食べられるワラビもあるはずだぞ。
ほらね。
ま、ちょっと探せば、味噌汁に入れるくらいは見つかりそうだね。へへっ
都会にもワラビがあるんですね、なんだかちょっと嬉しいお話です。
場所を調べたけどこの森は後から作ったのかなぁ。木がコナラかクヌギだとしたら樹齢はせいぜい20年か30年って感じに見えます。
東京なんですか?
こんなとこもあるんですね。
私も田舎人だけど、わらびとぜんまいの区別が今だに分からないのです。
ポケニャンドリさん見ただけで樹齢がわかるんですか、すごいですね。
実は、私、子供のころはよくワラビ取りに出かけましたが、採る専門で、料理法(あく抜きとか)はわからないんですよ。
ゼンマイは山でよく見かけたので知っていますが、実家では食べる習慣がありませんでした。コゴミは全然わかりません。
そういえば、神代植物公園に、ゼンマイとアケビがありましたヨ。もちろん、府中のワラビと同様採ることはできませんけどね。
でも、この林のあたりは、古墳なども残っていて昔の土地を残している感じなので、植樹はしてあっても、ワラビなどは古来からの自生のものではないかと思います。
林の木はなんだったか、今度よく観察してきますね。
ボッケニャンドリさん、子供のころこのあたりにいらしたんですね。なんか不思議。タイムスリップしたいですね。
本当の自然はなかなかないですね。だから、採ることはできないんですよね。
子供のころ、よく田舎でワラビ採りに行きましたが、ワラビかなと思ったものがゼンマイでがっかりしたことよくありました。うちは、ワラビしか食べなかったので、ゼンマイは奇妙なものに思えたものです。
今度ゼンマイの写真撮ってきたら載せますね。