山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

三越前・室町辺り

2024-04-29 01:22:59 | 旅行・街歩き

前記事の続きです。日本橋から三越前の方に歩いていきました。
ゴールデンウィーク直前金曜日のちょうど昼12時すぎで、サラリーマンの人たちが昼休みで会社から外に出て来た時間帯です。
スーツ姿の男性が多いなという印象です。女子社員の姿もありますが、企業で働く人間はやはり男性が多いのだろうかと思いました。

目の前に「三越」の建物が見えます。
あれっ?こんなに角が細かったっけ?四角だと思ったんだけど・・・?
後で調べると、三越新館なのだそうで、20年前にできたらしいです。
私がこの辺で働いていた40年前には無かったので記憶がないわけでした。


そうそう、これでしょ。
昔はこんな花壇は無かったように思いますが、三越の建物はそのままだと思います。ここの地下に残業食のおにぎりやパンを買いに行ったものでした。同じ係の人、全員分を女子社員当番が買い出しに行くのです。
予算は、1人100円くらい。
朝の8時から夜7時(朝は始業より40分くらい早めに出勤し、夜は2時間残業が普通でした。土曜日も12時半か15時半まで勤務。)
昔の人間はよく働いたね。



三越の隣に並ぶ立派な建物は三井住友信託銀行(合併などした現在名)。
こんな立派な歴史的な建造物が並んでたんですね。
本当にこんな地域で自分が働いていたのかいな?と今になって驚くのですが、若い頃って建物になんか興味がなかったのですね。
それに朝出勤して社内で働いて夜はさっさと帰るだけで、三越で服飾などの買い物をするわけでもなく、近隣のレストランで外食をするわけでもなかったんですよね。
だから周囲のことは全然知りませんでした。


それにしても、会社のあった辺りも全然変わっていて、まるで浦島太郎です。
たしか、会社の住所って中央区日本橋室町だったと思うのですが、今はそのあたりにCOREDO室町っていう洗練されたきれいなビルの商業施設ができているのですね。


和風でステキなデザインになっていいます。モミジの木などもいい感じです。

この中には、外国人受けするような物が売っていたり、レストランもいっぱいあるようです。

あの頃の面影は無いようです。40年前っていったいどんなだったっけ?
地下鉄出入り口の近くの角に包丁等を売っている木屋日本橋本店がありましたね。
裏の方は、古びたビル、小さな喫茶店、小さな食堂などしか記憶がないのですが、今はCOREDO室町ではない裏のほうも、しゃれた飲食店などがならんでいました。
木屋はコレドの中。

現在、このへんでランチを食べているサラリーマンって、バリバリのビジネスマンって感じで、昔働いていた自分なんて、とてもそういう人間の部類ではなかったように思います。


あれっ、こんなところに神社なんかあったっけ?
神社っていきなり何もないところにできるとは思えないので、昔から目立たずに存在していたのかもしれません。
地域開発されて神社もリニューアルされたのでしょうか?きれいな神社です。
(あとで調べたところ、昔は地上にあり、その後ビルの上に移転し、この度地上に戻ってきたらしいです。)


「福富神社」と書いてあります。


せっかくなので、お参りをしていくことにしました。


地面には小さな鳥居と花が飾られていてかわいくてきれいでした。
小さな鳥居は何なのでしょう。初めて見ました。

それからさらに近隣を歩いてみます。


道路もずいぶんきれいです。


街路樹の下に花も咲いていました。


また大通りに出ると、浮世絵のようなものが見えたので渡ってみました。
やはりこの辺りは、外国人にうけるように江戸っぽさを意識しているようです。

屋外にテーブルがあり、くつろいでランチを食べている人々がいました。




COREDO室町テラスと書いてありますね。
緑豊かな心地よい空間です。



大きな木もあり、オアシスのようです。

いつのまに、日本はこんなに環境がよくなったのでしょう。
不景気だとかいいながら、この光景は豊かで平和だとしか言いようがありません。

それは、ここが環境に恵まれた労働者や観光客が集まってくる場所だからなのか。

建物の中にもレストランがたくさんあり、おしゃれな物品を扱うお店もありました。
この日は平日なので働く人が多いようですが、休日は裕福な外国人観光客がたくさん来るのでしょう。

しかし、この街は高級で気取っているというわけでもなく、屋外にはちょっと座ることのできるスペースがたくさんあり、テイクアウトの食べ物を食べたり、自分のお弁当を広げて食べている人もいて、いい感じでした。


この透き通った屋根も自然な明るさで良いですね。

時代は変わったんだなあ。確かに40年前と同じなわけはないよね。
それにしても、20代の私は、40年後にこうやってこの場所に訪れて、こんな体験をするなんて全く予想だにできなかったな、と思います。


建物の中で、お蕎麦屋さんを見つけて昼ご飯を食べました。
2階に台湾のお店があったので、オーギョーチやゴマ団子などを買ってみました。



いや、本当にどこを見ても、緑があってきれいですね~

・・・

さて、帰ることにします。
ここから神田まで歩き、JRで帰りました。

神田まで行く途中に免税店があり、日本人が呼び込みをしていました。
通りには、赤い二階建ての屋根のない観光バスが走っていて、欧米人がいっぱい乗っており、まるで日本ではないようでした。

日本は観光の国になったんだなあとつくづく思います。

COREDO日本橋・室町などは、相当の大規模商業施設で、外国人なしでは全く採算はとれないでしょう。

大丈夫かな?これでずっとやっていけるのかな?

40年後には、もはや私は存在しないので、まあ、10年後20年後生存していたなら、どうなっているのかを確認したいと思います。


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